6 祇園パセリ 
 
 1 特性 
 南欧地中海沿岸が原産地。別名「オランダゼリ」と呼ばれる香り高いハーブである。ヨーロッパでは、紀元前から食べられ、栽培の歴史も古い野菜の一つである。
 広島のパセリは葉に細かい縮みがあり、色は濃緑色で美しくとてもやわらかい。このような特徴は全国でも珍しく、広島独特のものである。
 
 2 来歴 
 広島市内のパセリは打越、観音地区で小規模の栽培農家が散在していたが、次第に庚午地区へも拡大していった。終戦直後次第に需要が増加し、昭和25年頃より旧安佐郡の最も広島市に近い近隣地である祇園地区にも導入されていった。
 パセリは、収穫及び調整・結束作業の手間が多くかかるので主要な野菜地域に導入されても定着しなかった。
 しかし、祇園地区の排水の良い山麓地域では、狭小な段々畑のため、重量野菜に代わってパセリが定着していった。
 
 3 センターで栽培する作型


 ○:は種 、 □:収穫
 
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