7 広島おくら(小河原系)
 
 1 特性 
 オクラは、東北アフリカ原産で、約2000年前にエジプトで栽培された記録がある。日本には、江戸時代末期に入り、昭和40年ごろより栽培が増えている。果実は、丸、五角、多角に分類され、多角の代表種として広島在来(広島おくら)があり、大きくても柔らかい特徴がある。
 
 2 来歴 
 平成12年秋、広島市農林業振興センター職員が安佐北区小河原地区の宅見文子氏のほ場で九角のおくらを確認した。
宅見氏によれば、このオクラは、昭和30年代には栽培しており、普通のおくらに比べて少し大きくなっても柔らかいことから自家用に栽培し、毎年自家採種していたという。長さが7〜8cmのものをビニール袋に10本程度入れて他の野菜といっしょに出荷していた。
 その後の調査で、佐伯区五日市地区や安佐北区可部地区にも多角おくらが存在していることが判明した。そこで、大きくても柔らかいという特徴を生かすため、これらのおくらを『広島おくら』と命名し、こだわりの広島伝統野菜として普及した。
  
 3 センターで栽培する作型

 ○:は種 、 □:収穫
 
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