「まかせんさい」広島市女性農業士認定事業とは
現状と課題
 現在、広島市の農業人口の約6割を占める女性農業者は、農業生産の担い手として、その役割はきわめて重要なものとなっています。
 一方、生産現場においては、労働に対する評価が十分でなかったり、経営や地域活動への参画ができにくいなどの問題があり、今後広島市の農業を維持発展させていくためには、女性農業者が能力を十分に発揮し、それを適正に評価していく社会を形成することが課題となっています。

事業の目的
 広島市の優れた女性農業者に「広島市女性農業士」という称号を与えることにより、地域の女性リーダーとして、一般女性農業者や新規参入者への指導・育成またはグループ活動の起業化など、幅広い活動を展開させ、女性農業者全体の能力開発と地位向上を図ることにより、広島市の農業を振興していくことを目的としています。
 また、「女性農業士」という新たな役割を提供することで、行政の各種審議会等や地域団体への参画が期待できます。同時に、農業に主体的に従事している女性の社会参加へのステップともなり、農業者全体の社会的地位向上にもつながると考えています。

全体計画(2年ごとに3名認定し、2年間の研修を実施していきます)
年度 H.7-13 H.14-15 H.16-17 H.18-19 H.20-21 H.22-23 H.24-25 H.26-27 合計
認定数 9名 3名 3名 3名 3名 3名 3名 3名 30名

事業(研修)の内容(毎年研修内容の検討を行います)
区分 1年目 2年目

女性問題把握 女性農業士の心得
   (先輩農業士との懇談会)
農業と女性の自立について
   (講演会)
女性農業者問題について
  (講演会)
リーダー研修 表現力向上研修
起業事例研修
人の心のつかみ方研修
市内農業の理解 市内農家等の視察 市内農家等の視察
優良事例視察 全国女性活性化事例視察 全国女性活性化事例視察
農業知識等 農薬の使用法など 商品開発研修
農薬の使用法など
その他 認定式 修了式


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