プランクトンの種類・役割、また、顕微鏡の使い方やなぜ赤潮が発生するかなどについて説明しました。
顕微鏡で、生きたプランクトン、水産振興センターで魚やカニの赤ちゃんを育てる時に与えている動物プランクトン(シオミズツボワムシ)や広島湾の定期調査で採取(さいしゅ)した各月のプランクトンを観察しました。また、プランクトンは小さいイメージがあると思いますが、肉眼でも見えるプランクトンのクラゲを観察しました。
皆さん、顕微鏡で観察したプランクトンをうまくスケッチしていました。
プランクトンの種類・役割、また、顕微鏡の使い方やなぜ赤潮が発生するかなどについて説明しました。
顕微鏡で、生きたプランクトン、水産振興センターで魚やカニの赤ちゃんを育てる時に与えている動物プランクトン(シオミズツボワムシ)や広島湾の定期調査で採取(さいしゅ)した各月のプランクトンを観察しました。また、プランクトンは小さいイメージがあると思いますが、肉眼でも見えるプランクトンのクラゲを観察しました。
皆さん、顕微鏡で観察したプランクトンをうまくスケッチしていました。
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海のプランクトン採取(さいしゅ)です 何が採(と)れているかな? | 広島湾の生きているプランクトンや、各月で見られるプランクトンなどを顕微鏡で観察しました。 |
参加した小学生は、すでに、金魚、熱帯魚、メダカなどを飼(か)っている人が多かったようです。
メダカを育てるときに注意(ちゅうい)してほしいことなどについて説明しました。
また、観察(かんさつ)では、メダカの卵を顕微鏡(けんびきょう)で見てもらい、心臓(しんぞう)や血液(けつえき)が流れているのを興味(きょうみ)を持って観察していました。その他に、クロダイの卵や、ふ化したばかりのクロダイの赤ちゃんを観察しました。
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メダカがいる水槽の掃除(そうじ)のしかたや水のかえかたなどはどうすればいいの? | 家でもメダカを飼うぞ |
アユは海とかかわりをもつ魚です。秋に川で産卵し、卵からふ化した仔魚(しぎょ)は海に向かって泳ぎ、冬を海で過ごしていることなどのアユの生態(せいたい)や、広島市を流れている太田川水系でのアユの産卵場所(さんらんばしょ)などについて説明しました。
実習では、実際にアユを観察(かんさつ)し、アユの身体(からだ)の構造(こうぞう)について調べました。 また、モクズガニも観察しました。
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新鮮なアユはキュウリのような匂いがします | しっかり観察しています |
育てる漁業をテーマに、栽培漁業(さいばいぎょぎょう)、養殖漁業(ようしょくぎょぎょう)についてや、放流(ほうりゅう)した稚魚(ちぎょ)の住みかやエサ場をふやすために漁礁(ぎょしょう)、藻場(もば)、人口干潟(じんこうひがた)づくりなどについて説明しました。
実習では、稚魚の餌の顕微鏡観察(けんびきょうかんさつ)や広島湾へクロダイ稚魚を放流しました。
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これからクロダイの稚魚(ちぎょ)を放流(ほうりゅう)します | 子供たちは大事そうに魚を海へ放していました |
魚の中には、人間よりも長生きをするものもいるようです。
※魚には外から見える耳がなく、目の後ろに左右一対の内耳(ないじ)があります。耳石は聴覚(ちょうかく)や速度変化を感じる器官(きかん)です。
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魚からウロコや耳石(じせき)を取り出しました | これは 「イサキ」という名前の魚のうろこです この魚は何歳ぐらいなんだろう? |
今回は、広島湾の干潟(ひがた)、磯(いそ)、藻場(もば)などで見られる魚、カニ、貝、海藻などの「いきもの」を約60種類用意し、実際に触ったりして観察しました。
このようにたくさんの生きた「いきもの」を見たり、触ったりする機会がなかなかないようで、皆さん大変楽しんでいました。
広島湾には、まだたくさんの「いきもの」を見ることができます。皆さんも観察してみては?
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私もさわらせて | 手にたくさんの「いきもの」がのっています... |
かまぼこの歴史や「かまぼこ」のすり身の原料となる魚などについて説明しました。
サメの身が「はんぺん」の原料となっていることにはびっりしていたようです。
かまぼこ作りでは、「クロダイ」の切り身を使い、蒸(む)しかまぼこを作りました。
魚を切って「かまぼこ」をつくることができたことがよかったようです。蒸しあがった「かまぼこ」を食べて、参加者全員がおいしかったと言っていました。
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塩を入れて、練(ね)ると粘(ねば)りがでました こうやっても「すりこぎ」が落ちません | クロダイでつくった出来立ての「かまぼこ」は美味しかったかな |
カキの種類、棲(す)んでいる場所、生産している国、広島のカキ養殖の歴史などについて説明しました。
また、広島独特のカキの身を取り出す道具「カキ打ち」を使い、身を取り出す作業「カキ打ち体験」を行ないました。はじめは、カキ1個を取り出すのに時間がかかっていましたが、終わりごろには、コツをつかんだようでなかなかうまくなっていました。
また、当日は、あいにく大雪でしたが、多くの方が参加し楽しんでいました。
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あいにく大雪でしたが、多くの方が参加し楽しんでいました | 一組が約20個、カキ打ち体験をしました |
広島市でのノリ養殖はわずかですが、かつて盛んだったころの話や、ノリの栄養などについて話しをしました。
なかなかできないノリすき体験ができてよかったという意見が多かったです。
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昔の道具で紙をすくように、ノリすきをしました | すいたノリを天日で乾燥させます |
今年度、2回目の「カキ養殖」をテーマにカキ打ち体験などを行ないました。
今回も多くの方が参加し、カキ打ちを楽しんでいました。
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多くの方が参加し、カキ打ちを楽しんでいました | カキ打ちのコツがつかめたぞ |
どのようにしてワカメを養殖しているのか、ワカメの栄養、また、海藻・海草などの話をしました。
実習では、塩蔵ワカメ作りや、ワカメの標本(ひょうほん)を作ってみました。スーパーなどでは、カットしたり、ボイルなどした状態での販売が多くワカメがどのようなものかわからなかったが、標本作りで、ワカメの感触(かんしょく)や形が良くわかったとの感想がありました。
また、ワカメの葉、茎、メカブの試食は大変好評でした。
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塩蔵ワカメの作り方の説明後 あらかじめ塩蔵しておいたワカメから茎を取り除きました | 美味しそうにワカメを食べています |
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教室で作った標本を「魚と漁業の資料展示室」に4月下旬頃まで展示しました |