干潟で観察した生き物たち。干潟は色々ないきものが育つゆりかごです。魚の赤ちゃんがたくさんいましたね。
平成20年度海辺の教室開催の様子
平成20年4月「育てる漁業:マコガレイ」
みんなで八幡川の河口に降りて、マコガレイを放流しました。元気に育ってね!(左)
スズキにエサをあげました。大きなスズキがバシャバシャ跳ねてエサを食べました。(右)
平成20年5月「メダカの育て方」
顕微鏡を使って、メダカの卵を観察!血液が流れている様子を見ることができました。(左)
外に出て、メダカが流れに逆らって泳ぐ様子を観察しました。(右)
平成20年6月「シジミ漁業」
シジミをとる道具、ジョレンを漁業者の方からお借りしました。とても重いんですよ。
貝はどうやって水を吸いこんでいるの?エラのセン毛の動きを観察しました。
冷蔵シジミと冷凍シジミを使ったみそ汁を試食しました。どっちがおいしい?
シジミのバター焼きを試食しました。大粒の太田川シジミを使って、ぜひお試しください。
シジミのバター焼きレシピ(4人分)
材料
- シジミ:500g
- バター:大さじ1
- ニンニク:1かけをみじん切り
- 日本酒:大さじ1
- ごま油:少々
- ねぎ:細ねぎを小口切り
手順
- フライパンにバターを入れ、弱火で加熱する。バターが溶けたら、ニンニクのみじん切りを入れ、弱火のままゆっくりと加熱する。
- ニンニクの香りがしてきたら、中火の強火に切り替えてシジミを入れる。日本酒を入れてからフライパンにフタをして、3分程度(シジミの殻が全て開くまで)加熱する。
- 殻が全て開いたら、ごま油を適量入れ、ねぎを散らす。
- 皿に移し、熱いうちにいただく。盛り付ける寸前にしょうゆをたらし、バターしょうゆにしてもおいしい。
平成20年7月「つくり育てる漁業:クロダイ」
放流を待つクロダイの稚魚とご対面。数の多さにビックリ!
クロダイのエサになる動物プランクトンです。見えるかな?
動物プランクトンを拡大して見てみました。
みんなで一斉にクロダイの稚魚を放流しました。
平成20年8月「海辺のいきもの」
まずは岸壁でフジツボやイソギンチャクを観察しました。
いよいよ干潟の観察です。潮がまだ高いなぁ。
NHKの取材に緊張。夕方のニュースで放送されました。
帰ってからいきものの名前を調べました。
観察したいきものたち
平成20年9月「プランクトン」
プランクトンネットを使い、みんなでプランクトンを採取しました。
顕微鏡を使って、採取したプランクトンを観察してみると…
こんなにたくさんのプランクトンが見えました!
いろいろな植物、動物プランクトンを観察し、スケッチしました。
平成20年10月「魚の年齢」
今回はカサゴのウロコと耳石を観察して年齢を調べました。美味しそうですね!
ガリガリガリ…まず、包丁を使ってウロコを取りました。上手にできました?
次にカサゴを味噌汁にして、試食しながら耳石を取りだしました。味噌汁は良いダシが出ていました。
そして、耳石の年輪やウロコの成長線を顕微鏡で観察しました。これがカサゴの耳石です。さて、このカサゴは何歳でしょう?
平成20年12月分海辺の教室「カキ養殖」開催の様子
まずは、カキに関する色々なことや、カキ打ちのコツについて学びました。
カキについての勉強の後は、いよいよカキ打ち体験です。
カキ打ちを体験するうちに、みんなすぐに上手になりました。
みんなでむき身にしたカキを使って、ニンニクオリーブオイルソテーを作って試食しました。手軽にできる料理です。皆さんもぜひ、広島産カキを使って作ってみてください。
カキのニンニクオリーブオイルソテーレシピ(4人分)
材料
- むき身カキ:300g
- オリーブオイル:大さじ2
- ニンニク:1かけを1ミリ程度にスライス
- 小麦粉:適量
- 塩:適量
- コショウ:適量
手順
- カキを塩水中で振り洗いをするか、ざるに入れ、円を描くように振ると、 カキの汚れがきれいに取れる。洗ったカキはキッチンペーパーで水気をふき取り、塩、コショウを振り、小麦粉をまぶしておく。
- フライパンにスライスニンニク、オリーブオイルを入れ、極弱火でじっくり加熱して、ニンニクの香りをオリーブオイルに移す。
- ニンニクの香りが出てきて、キツネ色になったらニンニクを取り出し、小皿に取っておく。
- 中火にしてカキをを並べ、焼き色がついたら、ひっくり返して加熱する。
- 十分に焼けたら、皿に盛りつけ、スライスニンニクを乗せて完成。熱いうちにいただきます。
平成21年1月分海辺の教室「カキ養殖」開催の様子
カキ養殖についてのビデオを見たりして、カキの事をいろいろ知ることができました。
カキ打ちの方法について説明を聞きました。カキ打ちのコツ、わかりましたか?
カキ打ちの要領がわかると、みんなどんどんカキをむき身にしていきました。もっと打ちたかった!という声も聞かれました。
みんなでむき身にしたカキを使って、中華風の黒酢スープを作って試食しました。簡単にできて、とてもおいしい料理です。皆さんもぜひ、広島カキを使って作ってみてください。
カキの黒酢スープレシピ(4人分)
材料
- むき身カキ:300g
- 白ネギ:1〜2本
- 黒酢:大さじ2杯(お好みで量を調整してください)
- ゴマ油:大さじ1杯
- 醤油:大さじ1杯
- 水:1リットル
- 塩:適量
- コショウ:適量
- 市販の中華スープの素:お好みで適量を加えてもおいしいです
手順
- カキを塩水中で振り洗いするか、ざるに入れ円を描くように振ると、 カキの汚れがきれいに取れる。洗ったカキはキッチンペーパーで水気をふき取っておく。
- フライパンを熱し、ゴマ油を入れ、1pの厚さに斜め切りした白ネギを強火で炒める。
- 白ネギに少し焦げ目が付き、良い匂いがたってきたら、カキを入れ一緒に炒める。
- カキに焼き色が付いたら、水を1リットル入れて沸騰させる。
- 沸騰したらアクをとり、5分間中火で煮込んだら、黒酢、醤油を入れ、塩・コショウで味を調える。お好みでゴマ油をたらし、風味を付ける。
- 器によそって熱いうちにいただく。
平成21年2月分海辺の教室「魚のおろし方」開催の様子
まずは、おろし方のお手本です。クロダイを三枚おろしにします。刺身の作り方の実演もありました。
次はいよいよみんなでおろし方を体験!クロダイが大きくて骨を切るのが大変でした。
クロダイをおろした後は、料理を作りました。味付けして、サックリと揚げて…
できあがったのは、クロダイのサクサク揚げです!試食では大好評でした。おかずやおつまみに最適です。ぜひ、広島を代表する魚、クロダイを使って作ってみてください。
クロダイのサクサク揚げレシピ
材料
- クロダイ(30p):1匹
- ニンニク:1かけ(すりおろします)
- 塩・コショウ:適量
- 醤油:大さじ1杯
- 酒:大さじ1杯
- 一味唐辛子:適量(お好みで加えてください)
- かたくり粉:適量
- 揚げ油:適量
手順
- クロダイを三枚におろし、水気をキッチンペーパーでふき取った後、中骨と腹骨を除いて拍子木に切る。
- クロダイの身に、おろしニンニク、塩・コショウ、醤油、酒、一味唐辛子を混ぜた調味液をもみこんで下味を付ける。
- 下味を付けたら、かたくり粉をまぶし、170〜180℃の油でサックリ揚げて出来上がりです。
平成21年3月分海辺の教室「ワカメ養殖」開催の様子
大きく育ったワカメをみんなで広げて標本にしました。全長は150pほどです。
ワカメの色の変化を見る実験です。生の時は茶色いワカメですが、湯通しすると、皆さんおなじみの鮮やかな緑色に変化します。
続いて塩蔵ワカメを作りました。葉と茎を分けて、集めた葉に岩塩をまぶします。作った塩蔵ワカメはお土産に持って帰りました。
湯通しした生ワカメと水でもどした乾燥ワカメを食べ比べてみました。生ワカメの方が、風味や歯ごたえがあり非常に美味しいと好評でした。
ワカメの遊走子を顕微鏡で観察しました。遊走子は忙しそうに動き回っていました。