平成20年度広島かき子ども体験隊
平成20年9月26日

広島湾に浮かぶ、広島かき子ども体験隊専用の養殖いかだです。9月28日(日)から養殖開始です!
平成20年9月28日

まず、かきの生態や養殖方法について勉強しました。かきのいろんなことを知ることができました。

勉強会の後、通し替え作業を行う草津漁港まで、かき養殖業者さんの船で移動しました。

通し替え作業を体験しました。かきの赤ちゃんが付いたホタテガイの貝殻を、針金に通していきます。

今回、通し替えを行ったかきの赤ちゃんです。半年後にはどれくらいの大きさになっているでしょうか?

通し替えが終わり、これだけの量が準備できました。次はいよいよ本垂下です。

広島湾に浮かぶ、体験隊専用の養殖いかだに到着。本垂下作業が始まります。

かき養殖のプロの方が、かきをどんどんいかだにつるしていきます。

いかだにつるされたかきです。これから約半年間、ここで養殖します。今後、かきの成長の様子などをお伝えしていく予定ですのでお楽しみに。
平成20年10月31日

9月に養殖をスタートしたカキがどれくらい成長しているか、10月21日に確認してきました。順調に大きくなっています!

ある程度大きくなってきたので、束ねていたカキを1本づつに分けて養殖します。この作業を「さばく」といいます。

このように、いかだに等間隔でカキを吊るしていきました。

さばいて、1本づついかだに吊るすことで、カキはエサの植物プランクトンをたくさん食べることができ、より大きくなっていきます。

これからどんどん成長していくといいですね。今後の情報をお楽しみに!
平成20年12月2日

11月25日に、かきの成長の様子を確認してきました。どうなっているでしょうか?

順調に成長しているようです。中には5pを超えるかきもあり、ホタテガイの貝殻がだんだん見えなくなってきました。
平成20年12月25日

12月24日は、養殖中のカキをちょっとだけ持って帰ってみました。

ボールペンと大きさの比較です。いろんな大きさがあり、成長の度合はさまざまです。先月と比べると一回り大きくなり、大きいものは7pを超えています。

殻をむいてみると…こんな感じです。食べるにはまだ小さいですが、ずいぶん大きく成長しました。
平成21年1月29日

1月26日に、カキの様子を見てきました。引き上げるとずっしり重くなってます!

引き上げ作業中に取れてしまったカキを持って帰りました。今シーズンはカキのエサとなる植物プランクトンが多く、成育が良いようです。

殻を開けてみました。先月の写真と見比べると、身がぷっくりしてきたのがわかります。あと2ヶ月間で、どれくらいまで大きく育つか楽しみですね!
平成21年2月25日

2月23日に、カキの成育状況を確認してきました。さらに重くなっていて、引き上げるのが大変です!

今回もカキを持って帰って、殻をむいてみました。その後、電子レンジで加熱してみると…

プリッとして美味しそうでしょう?しっかり身入りしているので、加熱しても縮んでいないのがわかりますね。来月3月29日はいよいよ収穫です。お楽しみに!
平成21年3月29日
待ちに待った収穫の日です。養殖しているカキ筏に向けて出港です。
カキ筏に到着しました。どれくらい大きくなってるかな。
まずは、収穫の準備です。収穫する垂下連を何本かまとめます。
まとめた垂下連をクレーンで吊り上げます。近くで見ると迫力があります。
船の上まで移動させて、垂下連下部の針金を切ると、カキ自身の重みで船の上に落ちます。
今シーズンは、カキの餌となる植物プランクトンの量が多かったので、予想以上の収穫でした。
6ヶ月でこんなに大きくなりました。これが、昭和18〜43年頃まで養殖されていた「ワカ」です。
殻をむいてみるとこんな感じです。「ワカ」は美味しいと聞いたことがありますが、どんな味がするのでしょうか。
港に帰ってきました。収穫したカキを船から降ろします。
船からカキを洗浄する機械までベルトコンベアーを使って運びます。
カキに付いている泥などをきれいな海水で洗い流します。
収穫したカキでカキ打ち体験をしました。カキ生産者の方に教わったので、上手にむけるようになりました。
「ワカ」と通常のカキを蒸して、食べ比べをしてみました。「ワカ」の方が、甘みがあって美味しいと大好評でした。
参加者の方は、それぞれカキを200個持って帰りました。今夜はカキパーティーだね。