広島かき子ども体験隊


平成24年度広島かき子ども体験隊の最新情報

平成24年9月9日

講義

たくさんの応募の中から抽選で選ばれた体験隊員が出席しました。まずは、スライドなどを使ってカキ養殖について学習しました。

港へ移動

水産振興センター前の港へ移動し、今回お世話になるカキ養殖業者さんの船に乗船させてもらいました。

船で移動

まずは、草津漁港の桟橋まで移動です。船に乗ることができるのも、体験隊の魅力の1つです。

採苗連

カキの赤ちゃんが付着しているホタテの殻が連なった採苗連です。通し替え体験では、この殻を新しい針金に通し、間隔を拡げてカキが成長しやすいようにします。

種苗

ホタテの殻を1枚はずした状態です。今年は7月に採苗しており、カキは大きいもので1cmぐらいまで成長していました。

通し替え

親子のチームワークでホタテの殻と管を交互に通していきます。カキ業者さんたちは、海のいかだの上で1人で1日160本も通すそうです。

連積載

通し替えが完了し、次は体験隊専用のいかだがある弁天島へ出発します。

垂下作業

弁天島では、カキ養殖業者さんたちが、通し替えしたカキをいかだへ吊るす作業を見学しました。その後は、いかだ作りや普段の養殖作業について質問し、水産振興センターへ帰りました。

平成24年10月15日

連を上げる

カキの成育状況を確認しました。魚に食べられないようにまだ数本を束ねた状態です。

カキ

大きいものでは3cmぐらいに成育していましたが、今年はカキに付着する汚れが多く成育が少し遅れています。

平成24年10月19日

ばらしているところ

魚に食べられないように束ねていた連をばらして間隔 を拡げる作業を行いました。

垂下

1本ずつ間隔を拡げたので、カキに餌の植物プランクトンがいきわたるようになりました。どんどん大きくなってね。

平成24年11月12日

体験隊

養殖開始から2ヶ月が経過しました。今年は、成育が遅れているものの、先月より少し大きくなっていました。

平成24年12月10日

かき養殖こども体験隊

養殖開始から3ヶ月が経過しました。いつもの年に比べるとまだまだ小さいです。カキ養殖は自然に左右されるため、その年の海の状況などで成育具合がかわってきます。3月の収穫までに少しでも大きくなるといいですね。

平成25年1月15日

体験隊

養殖開始から4ヶ月が経過しました。今回は少し大きくなったカキを持ち帰ってむき身にしてみました。一番大きいカキは、6cmぐらいで、身が白くぷっくりしてきていました。

平成25年2月4日

垂下連

養殖開始から5ヶ月が経過しました。今月もカキの成育状況を見に行ってきました。

むき身

先月に続き、カキを持ち帰りむき身にしてみました。来月はいよいよ収穫です。どんなカキになっているか楽しみですね。

平成25年3月10日

見学

収穫作業の見学は強風のため中止になり、作業場見学から開始しました。

親船

カキ養殖業者さんが、強風の中、体験隊のカキを収穫してきてくれました。

水揚げ開始

船のベルトコンベアに乗せて、水揚げ開始です。どんなカキになっているかな。

ベルトコンベア

長いベルトコンベアを伝って、カキが運ばれていきます。

ドレッシャー

次は、ぐるぐる回るドラムの中で海水を吹き付けてカキを洗浄します。カキの泥が落ちて、きれいなしま模様が見えてきました。

カゴ

洗浄したカキをカゴに移し替えると、カゴ1.3杯分ぐらいになりました。今年は成育が悪かったので、少なめです。

カキ

洗浄したカキをセンターに持ち帰りました。最後は、カキ打ちに挑戦します。

カキ打ち説明

まずは、道具やカキの打ち方を説明しました。貝柱の位置がポイントですが、形が色々あって結構難しいんですよ。

カキ打ち指導

カキ養殖業者さんにも教えてもらいました。打ち娘さんは1日約3000個のカキをむき身にするんだそうです。

蒸しガキ

みんなが育てたカキを最後に蒸しガキにして試食しました。ワカと呼ばれる養殖方法で育てた体験隊のカキは小粒だけど、身がしっかり入ってとても美味しかったです。