「先輩の声」〜“ひろしま活力農業”経営者育成研修〜

西佐古 裕史さん

“ひろしま活力農業”経営者育成研修 第16期生

(広島市安佐北区安佐町大字小河内)
 
 

■研修を受講したきっかけ

 大学卒業後、外食産業に身を置く中、食への安全性について考えるようになり、「安心して食べてもらえる野菜を提供してみたい」と、農業を仕事にする道を模索し、先輩就農者から事業のことを教わり、応募しました。

■就農に向けて
 
はじめて “ひろしま活力農業” 経営者育成事業に応募したときは、不合格でした。
 就農の夢をあきらめられず、農業の経験を積みたいと思い、安佐北区白木町にある中川農園で、働くことにしました。
 その後、合格となり、2014年に研修を修了し、西佐古農園を開園しました。

■現在の農業
 ビニールハウス13棟(29.95a)でコマツナを主体に、ホウレンソウ、シュンギクを栽培しています。
 主な出荷先は、広島中央市場、呉市地方卸売市場です。
また、その他にも近隣の活力の仲間と共同でジ・アウトレット広島などへも出荷し、販路を広げる努力をしています。
 昨年は、年間25トン程度を出荷しました。


■受講を検討されている方へメッセージ
 “ひろしま活力農業“経営者育成事業は、栽培技術等の研修やJAによるハウスリースなど、独立自営就農を行うための仕組みが整っているため、自分のような農業未経験でも確実にスタートができます。 
 また、20年も続いている事業なので、技術面など様々なことを教えてもらえる先輩農家がいることが魅力です。
 
私の座右の銘は、「蒔かないと芽は出ない」です。まず就農に向けての第一歩を踏み出してください。