
7月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖(採苗)」でした。
カキの養殖工程の1つである採苗について学習しました。採苗とは、大量のホタテガイの貝殻をカキ筏から海につけ、カキの幼生(赤ちゃん)が付着するのを待ち、種苗を確保することをいいます。カキ養殖にとって最も重要な作業ともいわれています。学習の後、実際に港でプランクトンネットを使って幼生を採取し、顕微鏡でカキの幼生を観察しました。参加者の方からは、「夏のカキ養殖業者さんの作業工程が初めてわかりました。」という声がありました。 ※写真は、付着直前の大きなカキ幼生です。