マダコ

マダコは瀬戸内海を含む西日本で最もよく見られるタコです。
岩場や砂場に生息しており、二枚貝や甲殻類を捕まえて食べます。
寿命は1年~2年程で、全長が約60㎝、体重は3~4kgになります。
春または秋の産卵期になると、メスは岩の隙間などに卵を産みます。

ふ化・成長


タコつぼを入れた水槽でメスを飼育していると、4月下旬ごろから、タコつぼの中に産卵する個体が現れます。

メスはタコつぼの天井に10~20万個の卵をブドウの房のように産み付けます。

メスは卵がふ化するまでの約1か月の間、餌を食べず、卵に新鮮な海水を吹きかけ、腕で卵を揺らして、世話をします(写真:発生が進む卵)。

ふ化・成長


ふ化したマダコ幼生は約3㎜で、まだ足は短く、水中を浮遊します。幼生を別の水槽に移して飼育を開始します。

餌として、ゾエア(ガザミ又はモクズガニの幼生)及び冷凍アルテミアを給餌します。

ふ化後3~4週間で腕と吸盤が発達し、水槽の底や壁に付着するようになります。