令和7年度 海辺の教室開催の様子

令和8年1月「かまぼこ作りに挑戦」

1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作りに挑戦」でした。
はじめに、かまぼこの歴史や使用される材料などについてスライドや資料で学習しました。その後、地域のかまぼこ製造業者で構成される広島蒲鉾協同組合の方を講師として招き、参加者全員でかまぼこ作りに挑戦しました。すり身をすり鉢で混ぜる体験、かまぼこに絵をつける体験、すり身を型に詰める体験をしました。最後に、参加者が混ぜたすり身入りのつみれ汁と草津揚げを試食しました。参加者からは、「親子で楽しめた。」「苦手だったかまぼこが食べられるようになった。美味しかった。」という感想もあり、好評でした。

広島市では、約150年前(江戸時代後期)から板付きかまぼこが作られており、発祥は草津であることなどを学びました。
講師の方にかまぼこの作り方を教えてもらいながら、アジとイトヨリダイのすり身を粘りが出るまですり鉢で混ぜました。また、カラフルな色のすり身を使用して、かまぼこに絵をかく細工かまぼこ作りを行いました。
紅葉の形をした型にすり身を詰める成型体験を行い、希望者にはさらに難易度の高い板付きかまぼこの成型にも挑戦してもらいました。
最後に、参加者が混ぜたすり身入りのつみれ汁と揚げたての草津揚げを講師の方が振舞ってくださり、試食しました。参加者からは「美味しい。」という声がたくさん聞かれました。

令和7年12月「牡蠣といえば広島じゃけえ!」

12月の海辺の教室のテーマは「牡蠣といえば広島じゃけえ!」でした。
かき養殖の歴史や養殖方法についてスライドや資料で学習し、実物のかきを観察して、体の構造を学びました。貝柱の位置を自分の目で確認することで、かき打ちのコツである貝柱の位置をイメージし易くなりました。学習後は、屋外に移動してかき打ち体験に挑戦しました。
かき打ち体験では、職員の実演を見ながら最初は時間をかけて丁寧に行い、その後は自分のペースで練習することで、早くてきれいにかき打ちすることができました。
参加者からは「初めてのかき打ち体験、難しかったけど挑戦できてよかった。」「かきを打つ道具など、普段見ることがないものに触れることができ、良い経験になった。」などの声が聞かれ、大変好評でした。

かき養殖の始まりや養殖方法が現在の筏式養殖法に変わるまでの歴史を学びました。また、採苗の方法やホタテガイに付着した稚貝を観察して、かき養殖の理解を深めました。
殻を外したかきを観察して、体の構造や貝柱の位置について詳しく学習しました。かきの貝柱の近くにある小さな心臓がゆっくり動いているのを見て、参加者の皆さんはとても驚いていました。
最初はかき打ちの道具の扱いに戸惑っていましたが、段々と上手にかきを打てるようになりました。
かき打ち体験の最後に、参加者は保護者とペアとなり、かきの早打ちに挑戦しました。2個のかきを打つのに早いペアは30秒、2分以内には全てのペアが打ち終わりました。体験の後の質問コーナーでは、沢山の質問があり、かきについて楽しく学ぶことができました。

令和7年11月「チリメンモンスターを探せ」

11月の海辺の教室のテーマは先月に引き続き「チリメンモンスターを探せ」でした。
チリメンジャコとなるカタクチイワシの稚魚(シラス)の漁獲方法や加工方法、チリメンモンスター達が海の食物連鎖に重要な役割を担っていることをスライドや動画などで学習しました。その後、選別をしていない学習用のチリメンジャコの中からチリメンモンスターを探し、お気に入りのモンスターでオリジナルカードやハーバリウムを作成しました。参加者からは「見たことのない生き物が多くて驚いた」「小さな生物にも役割があることが分かった」など、海の多様性を実感したという感想が多く寄せられ、今回も好評のうちに終了しました。

カタクチイワシの漁獲から加工までの流れについて学び、広島県では漁期が6月~翌2月であることや、漁獲したイワシの大きさによって、シラスはチリメンジャコ、成魚は煮干しへと加工されることなどを紹介しました。
チリメンモンスターを探し、種類ごとに分類しました。お子さんだけでなく、保護者の方も夢中に。アイゴ、タチウオ、タコ、イカなど、色々なチリメンモンスターが見つかりました。
モニター付き顕微鏡で形や色などの特徴を観察し、図鑑や本を用いて種類を同定しました。
最後にお気に入りのチリメンモンスターの紹介タイム!作成したオリジナルカードを持って、各自、お気に入りポイントを紹介しました。

令和7年10月「チリメンモンスターを探せ」

10月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスターを探せ」でした。
チリメンジャコとなるカタクチイワシの稚魚(シラス)の漁獲方法や加工方法、チリメンモンスター達が海の食物連鎖に重要な役割を担っていることをスライドや動画などで学習しました。その後、選別をしていない学習用のチリメンジャコの中からチリメンモンスターを探し、お気に入りのチリメンモンスターでオリジナルカードやハーバリウムを作成しました。参加者からは「楽しく学ぶことができました。」という感想もあり、大変好評でした。

カタクチイワシの漁獲方法や加工方法を学習しました。また、動画を流し、実際の漁の様子や加工場の様子も紹介しました。
チリメンモンスターを探し、種類ごとに分類しました。タチウオやエビの幼生など、様々なチリメンモンスターが見つかりました。参加者からは「親子ともチリメンモンスター探しに夢中になりました。」との声もありました。
見つけたチリメンモンスターは、モニター付き顕微鏡で形や色などの特徴を観察し、図鑑や本を用いて名前を調べました。
お気に入りのチリメンモンスターを使ってオリジナルカードやハーバリウムを作成しました。お家で作品を飾ったり、持ち帰ったチリメンモンスターで工作をして、ぜひ楽しんで下さい。

令和7年9月「清流の女王 ~あゆ~」

9月の海辺の教室のテーマは「清流の女王 ~あゆ~」でした。
今回、海辺の教室は水産振興センターを飛び出し、安佐北区の太田川漁業協同組合を会場に開催しました。まず、アユの生態や太田川の天然アユを増やすための取組について学習しました。学習後には、特設の大きなプールでアユのつかみ取り体験を行い、素早く泳ぎまわるアユを手づかみしました。さらに、漁協の組合員を特別講師として迎え、アユ漁に使用する漁具や太田川に生息する生き物についての解説、投網の実演と投げ方の指導、串打ちの実演を行いました。最後に、アユの塩焼きと、漁協がブランド化に取り組むレモン稚アユの唐揚げを試食しました。参加者からは「素早く泳ぐアユをつかむのが難しく、とても良い体験ができた。身近な太田川のアユや生き物について知れて良かった。」との感想もあり、大変好評でした。

アユの生態や太田川と広島湾との関わり、天然アユを増やすための取組みなどについて学習しました。アユの寿命がわずか1年であることに、驚いた参加者もいましたね。
特設した大きなプールで、アユの摑み取りに挑戦しました。スタートの合図とともに参加者の歓声が響き、皆さんで協力して全てのアユを捕まえることができました。
漁協の組合員を特別講師に迎え、投網の実演やアユ漁に使用する漁具の説明を行いました。太田川に生息する生き物の解説では、昔の太田川の様子などの話もあり、身近な自然や生き物への関心が高まりました。
アユの塩焼きとレモン稚アユの唐揚げを試食しました。参加者からは、「炭火で焼いたアユの塩焼きが香ばしくて、とても美味しかった」との声が聞かれ、大変好評でした。

令和7年6月「目指せ!豊かな広島湾(つくり育てる漁業)」

6月の海辺の教室のテーマは「目指せ!豊かな広島湾(つくり育てる漁業)」でした。
「つくり育てる漁業(栽培漁業)」について学習した後、当センターの種苗生産施設の見学やマコガレイ種苗の放流体験を実施しました。種苗生産施設では、お魚の赤ちゃんのエサとなるアルテミアをはじめ、中間育成中のガザミ種苗やマナマコ種苗、マダコ種苗を観察しました。最後に、センターの南側の井口船溜まりでマコガレイ種苗の放流体験を実施し、参加者からは「いろいろなお魚がみれて、嬉しかった。」との感想もあり、大変好評でした。

つくり育てる漁業やマコガレイの生態、放流効果などについて学習しました。また、お魚の赤ちゃんのエサとなるアルテミアをルーペとモニターで観察しました。
種苗生産施設では、ガザミ種苗の中間育成やマナマコ種苗を観察しました。また、今年度から種苗生産技術の開発試験を行っているマダコ種苗の観察も行いました。
続いて、アルテミアの培養施設を見学しました。参加者からエサやりに関する質問も複数あり、盛り上がりました。
最後に、マコガレイ種苗が大きく育つように願いながら、参加者全員で放流を行いました。

令和7年5月「干潟に暮らすいきもの達」

5月の海辺の教室のテーマは「干潟に暮らすいきもの達」でした。
干潟の役割や干潟に生息するいきものの名前や生態について学習しました。学習後は屋外に移動して、設置した水槽の中のマコガレイなどの魚、イシガニなどの甲殻類、ウニやヒトデなどの棘皮動物、他にもウミウシなどのいきものを観察しました。多くのいきものの中から2種類を選び、形や色、大きさや動きなどの特徴をみながら図鑑で名前を調べ、スケッチしました。参加者からは「様々ないきものに触れることができて大満足でした。」という感想もあり、大変好評でした。

干潟には魚、エビ、カニ、貝やゴカイ類などの多くのいきものが生息しています。干潟は、水を浄化したり、漁をしたり、いきもの達と触れ合える場所など、重要な役割があることを学習しました。
屋外の水槽に移動して、多くの干潟のいきものを観察しました。職員から、それぞれのいきものの採取方法や生態についての説明がありました。
お気に入りのいきものを選び、プラスチックケースに入れ、よく観察しました。図鑑で名前を調べた後に、色鉛筆を使ってスケッチしました。
いきものの絵は、水産振興センターの1階に展示してあります。マハゼ、ナマコ、ヨウジウオなどみんな上手に描けてますね。ぜひ、見に来て下さいね。

令和7年4月「広島といえば“かき養殖”」

4月の海辺の教室のテーマは「広島といえば“かき養殖”」でした。かき養殖の歴史や養殖方法について学習後、かき打ち体験や採苗連を持ち上げる体験を実施しました。
かき打ち体験の際は、打ち子が1分間で平均6個のかきを打つという豆知識を紹介。参加者も1分間のタイムトライアルに挑戦しました。
また、かきの産卵期である夏に養殖用の稚貝を確保する「採苗」が行われ、この作業がかき養殖において、特に重要な工程であることを説明し、実際に使用される採苗連を持ち上げる体験を実施しました。
参加者からは「体験を通じて、かきが消費者に届くまでに、生産者の工夫や苦労があることを知ることができた。かきが広島の特産品であることに誇りを感じた。」という声が聞かれるなど、大変好評でした。

かきの生態、養殖の歴史、養殖方法等について学習を行いました。

職員によるかき打ちの実演があり、殻から身を上手に取り出すコツなどの説明がありました。実際にかき打ちに挑戦です。

かきの打ち子さんは1分間で約6個のかきをうつそうです。1分間で何個のかきを打つことが出来るかタイムトライアルに挑戦しました。

かきの産卵期である夏に養殖用の稚貝を確保する「採苗」が行われます。かき養殖業者さんが実際に使用する採苗連を持ち上げました。