5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
教室では、オスとメスの見分け方、メダカの特徴、飼育方法などを学び、実際に卵を顕微鏡で観察しました。観察した卵の中には、孵化直前のものもあり、心臓の動きや血液の流れを見ることができました。
小さな卵の中で、一生懸命生きているメダカの赤ちゃんを観察することで、命の大切さを学ぶことができました。
太田川のアユの遡上を増やす取組み
2月9日、アユ種苗を広島観音マリーナ海浜公園地先に放流しました。
引き渡しが完了して残った種苗(約23万尾)を直接河口域に放流することで、太田川に遡上するアユを増やすことが目的です。
この事業は広島市が主体となり太田川漁業協同組合の皆さんの協力のもと平成24年から実施されています。
昨年10月からセンターの水槽で飼育されていたアユ種苗は勢いよく泳いで行き、長い群れとなって視界から見えなくなりました。
春になり暖かくなってくると太田川に遡上する立派な稚アユが確認されることでしょう。
オニオコゼを放流しました。
8月5日(水)に、オニオコゼの種苗3万尾を広島市に引渡しました。
種苗の全長は4cmで、金輪島や似島、市内沿岸域に放流しました。
3年後には約20cmの大きさに成長します。放流した種苗が元気に広島湾で成長しているか調査するため、種苗の一部に標識を付けて放流しています。
4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。
4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。
教室では、魚のからだの部分やその役割について学習した後、メバルという魚を使って実際に魚のからだを観察しました。まずは、魚の鼻やヒレの形などを観察し、ハサミを使って内臓の観察も行いました。クロダイのウロコとメバルの耳石を用いて年齢を調べました。今回使ったメバルの年齢は3歳から4歳、クロダイの年齢は4歳から5歳だったようです。
観察をした魚は煮付けにして食べました。参加者の方からは、「食育にもつながり良い経験になった」と好評でした。耳石の観察は虫メガネでも簡単に調べることができますので、ご家庭で魚を食べる時は、是非挑戦してみてください。
写真は今回取り出したメバルの耳石です。
マコガレイの生産中です
マコガレイがふ化して約30日が経過しました。
これまでは海水中にただよっていましたが、変態を終えて、現在は水槽の底でじっと餌を待っています。
写真のようにほぼ親と同じような姿になりましたが、とても小さく全長約1センチです。
体はガラスのように透明で、お腹の中に餌が入っているのも確認できます。
アユの引き渡しを行っています
0.5g以上に成長したアユ種苗を1月15日(木)から広島市へ引き渡しています。
1月29日(木)までに70万尾を引き渡し、その後、アユ種苗は太田川漁協で中間育成されます。