当センターでは、広島市域の水産業の振興を図るため、漁場環境等の調査を行い漁業者に情報提供や指導・助言をするほか、魚介類の稚魚等の生産や、魚と漁業の資料展示室で市民に広島市の水産業を紹介する仕事を行っています。

トピックス・新着情報

7月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

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7月の海辺の教室は、「チリメンモンスター」をテーマに開催しました。
「チリメンモンスター」は、シラス干しやチリメンジャコを製造する際に、本来であれば規格外として捨てられてしまうイワシの稚魚以外の生物です。
海の生物の多様性や食物連鎖について学習することができると毎年、大変人気のあるテーマです。
今回の教室では、シラス漁やチリメンジャコの製造工程などについて学習した後、チリメンモンスター探しと観察を行いました。見つけ出したチリメンモンスターは、種類を調べて、画用紙に張り付け、図鑑を作成しました。

オニオコゼの着底魚を飼育中です

 

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5月下旬にふ化したオニオコゼが浮遊期を過ぎ、着底しました。写真は着底直後のオニオコゼです。

現在、約5万尾のオニオコゼを動物プランクトンと配合飼料を給餌しながら飼育しています。

6月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。

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6月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。
潮の満ち引きや干潟の役割について学習するとともに、水産振興センターの前にある八幡川河口の干潟で生物採集を行いました。
開催日当日は、小雨の中での活動となりましたが、参加者の皆さんは夢中になって生き物を採集していました。
また、今年は、特別に許可を取り、曳き網(地引網)を使用した生物採集も行い、ヒイラギ、ハゼ、ヨウジウオ、モクズガニ等の魚やカニを観察することができました。
干潟探索を通して色々な生き物と触れ合い、干潟の重要性を学習することができました。

5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
教室では、オスとメスの見分け方、メダカの特徴、飼育方法などを学び、実際に卵を顕微鏡で観察しました。観察した卵の中には、孵化直前のものもあり、心臓の動きや血液の流れを見ることができました。

小さな卵の中で、一生懸命生きているメダカの赤ちゃんを観察することで、命の大切さを学ぶことができました。

4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

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4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

教室では、魚のからだの構造や役割、年齢調査の方法について学習した後、メバルとクロダイを使って魚のからだの観察や年齢を調べました。実際に魚に触れながら、口やヒレ等の観察を行った後、専用のハサミを使って内臓の観察も行いました。

からだの観察を行った後は、煮付けにしたメバルから取り出した耳石とクロダイのウロコを使って年齢を調べました。

今回使ったメバルの年齢は2歳から3歳、クロダイの年齢は約1歳でした。

家庭でも食べる機会の多い魚ですが、改めて観察してみると新しい発見があると大変好評でした。

マコガレイの放流

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 3月28日、29日に全長30mm以上のマコガレイの稚魚計12.8万尾を広島市へ引き渡しました。

今年の1月4日に人工授精を行い、1月9日にふ化しました。約80日間、水産振興センターの水槽でワムシやアルテミアなどの動物プランクトンを食べて大きくなりました。

放流後は干潟や河口域で砂の中に体を隠しながら生活します。マコガレイは定着性が強いため、放流した稚魚は大きく移動することはなく数年後には漁獲が期待できます。

マコガレイは刺身や煮付けなど大変美味しい魚です。ぜひ、新鮮な地物のマコガレイを見つけたら食べてみて下さい。

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

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3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。
包丁の持ち方や魚の構造について学習したあと、アジの三枚おろしに挑戦しました。皆さん初めての三枚おろしに、最初は緊張気味でおそるおそるさばいていましたが、2匹目からは丁寧に思い切りよく包丁を動かしていました。おろしたアジは、アジフライと骨せんべいにして試食してもらいました。自分でおろした魚は、一段と美味しく感じます。初めからは上手になかなかできませんが、是非挑戦してみてください。
(包丁を使う際は、十分気を付けてね。)

縁起のよい「黄金のオニオコゼ(金ちゃん)」を飼育展示しています。

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縁起がよい「黄金のオニオコゼ」(オレンジ色の個体)が捕獲され、現在水産振興センターで飼育展示しています。金色から名前をとって❝金ちゃん❞と呼んでいます。
まれに何らかの原因で色の異なる魚たちがあらわれますが、黄金のオニオコゼは非常に珍しく、見た目が神々しいことから各地で捕獲されると、縁起のよい「黄金のオニオコゼ」と呼ばれ重宝され、公開すると話題にもなります。
資料展示室の『広島カキができるまで(1トン水槽)』にいますので、是非水産振興センターへ来て見てみてください。
見て目が合えば、運気が上昇するかも!?

第26回広島市水産まつりが開催されました。

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 2月28日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第26回広島市水産まつりが開催され、約11,000人の来場がありました。会場では、市内で獲れた広島特産のカキ、クロダイなどの活魚、ナマコ、生ノリや生ワカメなどの新鮮な水産物を求めて長い行列ができ、多くの市民や漁業関係者で活気にあふれていました。また、カキの鉄板焼きやカキ入りおやきなどのカキ料理、黒鯛の味噌汁、大河鍋(ノリ汁)や焼きあなごなどの漁業者自慢の料理、さらには新たに開発されたクロダイ加工品(がんすなど)も販売され、どの販売ブースも大変好評でした。

2月の海辺の教室のテーマは「海の植物」でした。

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2月の海辺の教室のテーマは、「海の植物」でした。
海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習したあと、養殖ワカメや海藻を使って押し葉づくりを行いました。最後は、生ワカメのしゃぶしゃぶと天ぷら(葉と茎)を試食しました。

マコガレイの選別

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18日(木)、マコガレイの選別を行いました。マコガレイの稚魚を水槽から取り上げ、網の中へ収容しました。網の中に残った大きな稚魚約14万尾を再び水槽へ収容しました。網から抜けた小さな稚魚(約23万尾)は、センターの地先に放流しました。

選別を行うことでサイズが揃って飼育しやすくなり、また、密度が薄くなることで成長を促進することができます。

太田川のアユの遡上を増やす取組み

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2月9日、アユ種苗を広島観音マリーナ海浜公園地先に放流しました。
引き渡しが完了して残った種苗(約23万尾)を直接河口域に放流することで、太田川に遡上するアユを増やすことが目的です。

この事業は広島市が主体となり太田川漁業協同組合の皆さんの協力のもと平成24年から実施されています。
昨年10月からセンターの水槽で飼育されていたアユ種苗は勢いよく泳いで行き、長い群れとなって視界から見えなくなりました。
春になり暖かくなってくると太田川に遡上する立派な稚アユが確認されることでしょう。

マコガレイが変態中です

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 1月10日にふ化したマコガレイですが、これまでは飼育水中に漂って餌を食べるなど浮遊生活を行っていました。

現在、変態が始まっており、水槽の底へ移動しています。完全に変態を終えると、色素は薄いものの親と同じ姿になり、底での生活が始まります。

アユの引き渡し開始

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1月19日からアユ稚魚の引き渡しが始まりました。計3回、70万尾の稚魚を広島市へ引き渡します。

アユの稚魚は約0.5gで、大きさは5センチほどです。引き渡したアユは太田川漁協の施設で4月頃まで中間育成され、太田川に放流されます。

1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

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1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。
スーパーなどで売られているかまぼこが、どのような材料で、どのような方法で作られているか知っていますか。かまぼこの歴史、原材料、作り方などの学習をし、その後、実際にスケソウダラの切り身を使ってかまぼこ作りに挑戦しました。
今まで食べてきたかまぼこのことがよくわかり、作るのがとても難しいことを皆さん実感している様子でした。

アイナメがふ化しました。

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 写真は卵からふ化した直後のアイナメです。

アイナメのふ化仔魚は全長6.5mmと比較的大きく、ふ化直後から活発に水槽の中を遊泳しています。

現在、動物プランクトンのワムシとアルテミアを給餌しながら飼育中です。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。

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 12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。
日本一の生産量を誇る広島のカキ養殖をテーマに、カキ養殖の歴史や養殖方法などの学習をしました。その後、ホタテガイの殻についているカキの赤ちゃん(稚貝)の観察や、カキ打ち体験などを行いました。
カキはこれから春先にかけてさらに身が太り、より一層美味しくなりますので、皆さんもたくさん食べて下さいね。

アイナメの採卵(1回目)

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 12月7日(月)、アイナメの第1回目の採卵を行いました。

アイナメの卵は粘着性があるため、自然界ではボール状の塊にして海藻等に産み付けられます。その卵塊をオスがふ化するまで見守ります。

当センターでは、卵の発生率を上げるため薄い板状にして海水が良くあたるように管理しています。卵からふ化までは水温によりますが、20日から約1か月ほどかかり、12月下旬にふ化する予定です。

いのくち生ワカメオーナーの種付け体験が行われました。

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井口漁業協同組合では、ワカメの養殖体験を通じて、地産地消や食育につなげるオーナー制度の取り組みを行っています。
先日11月29日井口漁港にて、約1.5mのロープにワカメの種付けをする体験が行われました。この種を付けたロープを海に冲出しすると、ワカメは日々成長し、収穫時期には3~5kgの量が収穫できます。これからの成長が楽しみです。

11月15日にわくわく!漁業体験を開催しました。

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 11月15日(日)に水産振興センターにおいて、昨年度に続き第2回目の「わくわく!漁業体験」を開催しました。約600名の方に御来場いただき、イベントを通じて「漁業」、「魚食」、「水産生物」及び「海域環境」について楽しく学んでいただきました。

ワカメの中間育成を行っています

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 10月までは陸上で管理していたワカメの種糸を、11月5、6日に海面に移動し中間育成を開始しました。
陸上では顕微鏡でしか見えなかったワカメも、海面で管理するとグングン大きくなります。汚れや珪藻などの付着物が付かないよう管理を続け、2週間を過ぎると目でもはっきり分かるようになります。
11月下旬には、この種糸を広島市に引き渡す予定です。
引き渡した種糸は漁業者によって海に張られた縄(ロープ)に巻かれます。ここから漁業者によるワカメ養殖が始まります。

10月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。

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10月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。
水産振興センターでつくり育てているオニオコゼを例にとり、親魚が産んだ卵をふ化させ、育てた稚魚を海に放流する「育てる漁業(栽培漁業)」について学習しました。また、稚魚の放流体験やオニオコゼの味噌汁などの試食を行いました。
見た目はゴツゴツしていてコワい顔の魚ですが、淡泊な白身は様々な料理方法で味わえる非常に美味しい魚です。是非一度味わってみてください。

アユの種苗生産が始まります。


 8月下旬から太田川漁協においてアユ親魚の成熟度を調査してきました。採卵に適した時期を見極めて10月5日、7日、9日の3日間にわたりアユの採卵を行いました。

写真は採卵から6日目のアユの卵です。現在は淡水で管理していますが、ふ化後は海水で飼育します。

卵の発生が順調であれば10月18日~22日にかけてふ化を終え、給餌を開始します。

海辺の教室10月分の開催案内を公開

9月の海辺の教室のテーマは「魚の飼育」でした。


9月の海辺の教室のテーマは「魚の飼育」でした。

 教室では、海や川で魚を採集するポイントや飼育方法について学習した後、実際に砂、石、海藻を使って水槽のレイアウトに挑戦しました。10月18日(日)の海辺の教室まで展示しています。

 魚の種類や生態(なわばりをもつ、砂に潜るなど)を知ったうえで飼育をすると、より良い水槽ができます。皆さんも是非一度挑戦してみてください。

9月6日(日)に広島かき子ども体験隊を実施しました。

9月6日(日)に、今年で8回目となる「広島かき子ども体験隊」を実施しました。
開催日は、悪天候となり一時的に雨が降ることもありましたが、稚ガキが付いたホタテの殻を針金に通し、垂下連を作る「通し替え体験」やカキの作業船に乗船し、カキ養殖筏に垂下連を吊るす「本垂下作業」を見学することができる等、無事体験を行うことができました。

海辺の教室9月分の開催案内を公開

8月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

8月の海辺の教室のテーマは、「プランクトン」でした。

教室では、水中を漂うプランクトンやプランクトンが集まって形成される赤潮などについて学習し、その後港で実際にプランクトンをつかまえるネットを使って採集を行いました。採集したプランクトンは教室に持ち帰り、顕微鏡で観察して種類を調べてスケッチをしました。

参加者の皆さんは、少しの海水の中にも様々なプランクトンがたくさんいることに、とても驚いた様子でした。

 写真は、様々な種類のプランクトンや牡蠣の赤ちゃんなどです。

オニオコゼを放流しました。


8月5日(水)に、オニオコゼの種苗3万尾を広島市に引渡しました。
種苗の全長は4cmで、金輪島や似島、市内沿岸域に放流しました。
3年後には約20cmの大きさに成長します。放流した種苗が元気に広島湾で成長しているか調査するため、種苗の一部に標識を付けて放流しています。

海辺の教室8月分の開催案内を公開

7月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

7月の海辺の教室のテーマは、「チリメンモンスター」でした。

チリメンジャコの原料を獲るシラス漁(カタクチイワシの稚魚を獲る漁)などについて学習したあと、瀬戸内海で獲れたチリメンジャコに混じっている様々な生き物『チリメンモンスター』探しを行いました。様々な種類の魚の稚魚やエビ・カニの赤ちゃんなどを見つけることができ、瀬戸内海の豊かさを感じることができました。

※チリメンモンスターは、きしわだ自然資料館で始められた体験です。

6月の海辺の教室は「メダカの観察」でした。


6月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
教室では、オスとメスの見分け方、メダカの特徴、飼育方法などを学び、水草に産み付けられた卵探しの後、実際に卵を顕微鏡で観察しました。また、水産振興センターで育てているガザミの卵も観察しました。メダカの特徴を観察する走流性(流れとは逆に泳ぐ)などの実験も行いました。
メダカの飼育は、どなたにでも比較的簡単に始められますので、いきもの飼育の入門として是非チャレンジしてみてください。
写真は、ふ化間近のメダカの卵です。

海辺の教室7月分の開催案内を公開

海辺の教室6月分の開催案内を公開

5月の海辺の教室のテーマは、「海辺のいきもの」でした。

5月の海辺の教室のテーマは、「海辺のいきもの」でした。

今回は、八幡川河口の干潟で生物採集を行い、採集した生物の種類を図鑑などを使って調べました。

当日は天候にも恵まれ、参加者の皆さんは、アミやスコップを使ってハゼやカニ、巻貝の仲間などを採集し、小さな生き物の様子をじっくり観察していました。

ワカメの遊走子付け作業を実施

 4月21日にワカメの遊走子付け作業を行いました。

前日に採取しておいたメカブ(成実葉)を、予め乾燥させて、殺菌した海水に浸して遊走子を放出させました。

写真は放出させた遊走子を種糸に付着させているところです。

海辺の教室5月分の開催案内を公開

4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。

4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。

教室では、魚のからだの部分やその役割について学習した後、メバルという魚を使って実際に魚のからだを観察しました。まずは、魚の鼻やヒレの形などを観察し、ハサミを使って内臓の観察も行いました。クロダイのウロコとメバルの耳石を用いて年齢を調べました。今回使ったメバルの年齢は3歳から4歳、クロダイの年齢は4歳から5歳だったようです。
観察をした魚は煮付けにして食べました。参加者の方からは、「食育にもつながり良い経験になった」と好評でした。耳石の観察は虫メガネでも簡単に調べることができますので、ご家庭で魚を食べる時は、是非挑戦してみてください。
写真は今回取り出したメバルの耳石です。

太田川にアユが放流されました


4月7日(火)、当センターで種苗生産し、その後、太田川漁協で中間育成された約10㎝のアユが太田川へ放流されました。同漁協では5月までに約90万尾のアユを放流する予定です。

アユ釣りは6月1日から順次解禁(詳細は太田川漁協のHPに掲載されています)となり、その頃には全長17~18センチの成長が見込まれています。

メールマガジン「こんなことやっとるよ!広島市水産振興センター」第68号を発行

海辺の教室4月分の開催案内を公開

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

 3月の海辺の教室のテーマは、「魚のおろし方」でした。

包丁の持ち方などについて説明したあと、アジの三枚おろしに挑戦しました。皆さん初めての三枚おろしということでしたが、思い切りよく包丁を動かしていました。おろしたアジは、自分たちで衣を付けてアジフライと骨せんべいにして試食してもらいました

自分でおろした魚を食べれば、今までよりもっと魚が好きになると思います。初めから上手にはできませんが、是非挑戦してみてください。

第25回広島市水産まつりが開催されました。

2月22日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第25回広島市水産まつりが開催されました。開催日当日は、あいにくの雨となりましたが、約10,000人の来場があり、会場は賑わいました。

会場では、広島かき、活魚、ナマコ、生ノリ、生ワカメなどの新鮮な水産物が販売され、どの販売ブースも大変好評でした。また、カキの鉄板焼きやカキ入りおやきなどのカキ料理、黒鯛の味噌汁や大河鍋(ノリ汁)などの漁業者自慢の料理が販売され、雨にもかかわらず、長い行列ができる程好評でした。

2月の海辺の教室のテーマは「海の植物」でした。

海の植物
2月の海辺の教室のテーマは、「海の植物」でした。

海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習したあと、養殖ワカメの観察や海藻押し葉づくりを行いました。最後は、生ワカメを使ったワカメごはんと収穫したてのワカメをしゃぶしゃぶで試食してもらいました。

参加者の方はからは、五感を使って学習することができたと大変好評でした。

2月22日(日)第25回広島市水産まつりが開催されます。

水産まつりチラシ
毎年恒例の広島市水産まつりが開催されます。
当日は、特産のカキやクロダイ、アナゴ、生ワカメ、ナマコなどの水産物、生ノリをたっぷり使った大河鍋、カキ料理等の販売が行われます。ご家族そろって是非お越しください。

マコガレイの生産中です

マコガレイがふ化して約30日が経過しました。
これまでは海水中にただよっていましたが、変態を終えて、現在は水槽の底でじっと餌を待っています。

写真のようにほぼ親と同じような姿になりましたが、とても小さく全長約1センチです。
体はガラスのように透明で、お腹の中に餌が入っているのも確認できます。

いのくち生ワカメオーナーの刈り取り体験が行われています。


井口漁業協同組合では、養殖したワカメの刈り取り体験を通じて、地産池消や食育につなげるオーナー制度の取り組みを行っています。

昨年12月に種糸の巻きつけを行ったワカメは、50cmほどまで生長しており、1月下旬からオーナーによる刈り取りが行われています。参加された方は、養殖していたロープからハサミや包丁を使ってワカメを刈り取っていました。

アユの引き渡しを行っています

アユの引き渡しの様子

0.5g以上に成長したアユ種苗を1月15日(木)から広島市へ引き渡しています。

1月29日(木)までに70万尾を引き渡し、その後、アユ種苗は太田川漁協で中間育成されます。

うみべのおはなし会を開催します。


小さなお子様を対象とした「うみべのおはなし会」を開催します。海やいきものが大好きなお子様、これからもっと興味を持ってもらいたいと思っている保護者の方など、是非とも参加してみてください。

●日時:平成27年1月28日(水)[1回目]11:00~ [2回目]15:00~
●場所:広島市水産振興センター
●申込:不要
●定員:[1回目]先着15家族 [2回目]先着25家族
●内容:魚や海に関する絵本の読み聞かせや手遊び
※画像をクリックするとチラシが拡大されます。

1月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

1月の海辺の教室のテーマは、「チリメンモンスター」でした。

チリメンジャコの原料を獲るシラス漁(カタクチイワシの稚魚を獲る漁)などについて学習したあと、チリメンモンスター探しを行いまし た。魚の稚魚やエビ・カニの赤ちゃんなど、普段見ることができない海の中の小さな生き物をたくさん観察して、海の豊かさを感じてもらうことができました。

※ チリメンモンスターは、きしわだ自然資料館で始められた体験です。