海辺の教室


海辺の教室のご案内

広島市水産振興センターでは、魚と漁業に関する知識を普及啓発するため、小学校3〜6年生の子どもさんとその保護者の方を対象に、海辺の教室を毎月第3日曜日(7、8月を除く)に開催しています。このページでは毎月の開催予定と直前に開催した教室の紹介をしていきます。先月以前に実施した海辺の教室の様子は左側のメニューからご覧ください。

9月分海辺の教室募集内容

9月の海辺の教室の募集開始は、8月中旬を予定しております。募集開始までしばらくお待ち下さい。
申込み及び問い合わせ先
733−0833 広島市西区商工センター八丁目5番1号
広島市水産振興センター
電話番号 082−277−6609

令和6年6月「目指せ!豊かな広島湾(つくり育てる漁業)」

6月の海辺の教室のテーマは「目指せ!豊かな広島湾(つくり育てる漁業)」でした。

当センターで行っている魚介類の種苗生産の仕事を通して、「つくり育てる漁業」の学習を行いました。種苗生産で欠かせない魚介類の赤ちゃんの餌となる小さな動物プランクトンのワムシやアルテミアについて、その大きさや形、動き方などをルーペで観察しました。また、種苗生産施設では、育成中のガザミやナマコ種苗の観察と、ガザミ種苗へのアルテミアの餌やり作業を見学し、最後にセンターの裏の港でマコガレイ種苗の放流体験を行いました。参加者からは「マコガレイの赤ちゃんを放流できてよかった。大きく育って欲しい。広島湾の漁業に興味がもてた。」という感想もあり、大変好評でした。


つくり育てる漁業や当センターで行っている種苗生産、さらに、マコガレイの生態や放流効果などについてグラフや動画などで学習しました。

種苗生産の餌として重要な動物プランクトンのワムシやアルテミアについて、職員から説明がありました。実物のワムシやアルテミアはとても小さいため、ルーペを使って形や動きなどを観察しました。

種苗生産施設の見学では、ガザミ種苗の中間育成やアルテミアの培養施設を見学しました。質問コーナーでは、参加者からガザミの生態、マコガレイの体色や成長などの質問があり、盛り上がりました。

最後に、参加者全員でマコガレイ種苗の放流体験を行いました。2〜3年後には、放流したマコガレイが魚屋さんに並ぶかもしれませんね。

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