広島市水産振興センターでは、魚と漁業に関する知識を普及啓発するため、小学校3〜6年生の子どもさんとその保護者の方を対象に、海辺の教室を毎月第3日曜日(5月を除く)に開催しています。このページでは毎月の開催予定と直前に開催した教室の紹介をしていきます。先月以前に実施した海辺の教室の様子は左側のメニューからご覧ください。
11月の海辺の教室のテーマは「刺網から魚をはずす体験」でした。
漁業の種類や広島県で行われている漁具・漁法などについて学習しました。学習後は、今朝、漁場から持ってきた刺網を使って、漁業者の指導のもと、刺網の構造や魚が獲れる仕組みを学び、実際に刺網にかかった魚をはずす体験をしました。カサゴ、メバルやカワハギなど17種類の魚貝類がかかっていましたが、中にはアイゴやオニオコゼといったヒレに毒のある危険な魚もいて、漁業者から説明がありました。参加者からは、「魚の背ビレやトゲがひっかかっていて刺網からなかなかはずれなかったけど楽しかった。」という声があがり、大変好評でした。刺網からはずした魚は、一部の魚を除き、参加者の皆さんが持ち帰りました(オニオコゼは、背ビレをカットしています)。
漁業の種類や広島県で行われている漁具・漁法などについて学習し、漁業者が行った刺網漁業の動画を見てもらいました。
漁業者に教えてもらいながら刺網から魚をはずす体験を行いました。頭の方から魚を引き抜くのがはずすコツです。
カサゴ、メバルやカワハギなど17種類の魚貝類が刺網にかかっており、はずした魚は魚種ごとに分けました。
漁業者による包丁を使わず、テーブルナイフを使ったマダイ三枚おろしの実演がありました。家で実践してみてくださいね。