当センターでは、広島市域の水産業の振興を図るため、漁場環境等の調査を行い漁業者に情報提供や指導・助言をするほか、魚介類の稚魚等の生産や、魚と漁業の資料展示室で市民に広島市の水産業を紹介する仕事を行っています。

トピックス・新着情報

6月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

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  6月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

 今回の海辺の教室は、身近なメダカを使って卵の観察や顕微鏡の使い方などを学習しました。誰でも一度は見たことがあるメダカですが、実は野生のメダカはとても少なく、絶滅の危険があるとされています。近年、ペットショップで販売されている様々なメダカは、人が観賞用に交雑して作出したメダカたちです。みなさんも上手にメダカを家で育てると、繁殖して増やすことができます。ぜひ、飼育に挑戦してみてください。

5月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

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 5月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

 かまぼこが魚のすり身から作られていることやかまぼこの歴史などの学習を行いました。広島市のかまぼこの歴史は、江戸時代後期頃に西区の草津で作られはじめたと言われています。現在は、スケソウダラを主な材料としていますが、江戸時代の頃は、近海で獲れた魚を使ってかまぼこ等が作られていたと言われています。

 学習のあとはかまぼこ作り体験です。魚の身をすり鉢で練る作業やかまぼこ板にすり身をのせてドーム型に形を作る作業に少し苦戦しているようでした。皆さん、色々な魚を使って家でもかまぼこを作って食べてみてください。

4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

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 4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

 魚の体の構造や部位の名前などを学習した後、実際にメバルを使って観察を行いました。今回使用したメバルの胃の中から大量にエビが出てきて、体の仕組みに加えメバルの食性について学習することができました。次に、耳石を使って年齢を調べました。煮付けにしたメバルから耳石を取り出し、観察しました。今回観察したメバルはおおよそ3歳から4歳であることが分かりました。

 参加者の方からは、「魚の年齢の調べ方がわかった。家でも耳石を取り出してやってみたい」など好評でした。最後は、煮付けにしたメバルを美味しくいただきました。

春の牡蠣講習 牡蠣好きを育てるための特別講座が開催されました

 3月26日(火)に広島県観光課主催の「春の牡蠣講習 牡蠣好きを育てるための特別講座」が当センター等で開催されました。

 講義では、広島大学大学院の海野教授による「牡蠣とり帳」を使った授業や当センター職員による広島かきの歴史・養殖方法等の授業がありました。

 午後からは草津かき作業場でカキ打ち体験が行われ、 最後にはなんと、「さかなクン」による特別出張授業がありました。

 さかなクンから出題されるカキに関するクイズに参加者の皆さんは、積極的に回答するなど、とても楽しい講座でした。

 さかなクンに当センター展示室の見学をしていただきました。

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3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

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3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。
包丁の持ち方や魚の体の構造などについて学習した後、クロダイの三枚おろしに挑戦しました。魚をおろすのが初めての方がほとんどであったため、皆さん緊張気味で最初は苦戦していましたが、クロダイの体の構造を聞きながら、講師のおろし方を見て、頑張って挑戦した結果、皆さん上手におろすことができました。

最後は、クロダイの唐揚げとじゃぶしゃぶを試食し、大変好評でした。是非、ご家庭でも三枚おろしに挑戦してみてください。

2月の海辺の教室のテーマは「海藻の役割」でした。

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2月の海辺の教室のテーマは「海藻の役割」でした。
海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習した後、養殖ワカメの刈り取り体験や生ワカメの標本作りを行いました。また、広島湾に生息している海藻を使って、押し葉作りも行いました。
最後は、新鮮なワカメをしゃぶしゃぶで試食しました。こげ茶色の生ワカメを熱湯に入れると、ワカメの色が鮮やかな緑色になる様子も観察してもらいました。成育して間もないワカメは軟らかくて美味しいと大変好評でした。
養殖ワカメの種糸(※ワカメの赤ちゃんが付いた糸)は当センターで生産されたものです。

1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

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 1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

 普段食べたり、量販店で売られているかまぼこが、どのような材料で、どのような方法で作られているか知っていますか。今回の海辺の教室では、かまぼこの歴史、原材料、作り方の学習を行なった後、実際にクロダイの身をすり潰して作った蒸しかまぼこと白身魚のすり身(既製品)を使った蒸しかまぼこの2種類のかまぼこ作りに挑戦しました。

 原材料に用いる魚によって、味や弾力に違いがあり、クロダイのかまぼこの方が美味しいといった声がでるなど大好評でした。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖(歴史など)」でした。

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まずカキ養殖の歴史や養殖方法などについて学習し、その後カキ打ちに挑戦しました。貝柱の位置や道具(カキ打ち)の使い方を学習し、むき身にするコツを学習しました。道具の使い方やカキの硬い殻に苦戦しながらも、上手に貝柱を切り、カキを開け、むき身を取り出していました。参加者の中には、傷をつけず上手にカキを開け、動くカキの心臓を観察できた方もいました。体験後、カキを試食し、 参加者の方からは「今後家庭でも調理して食べてみたい」との声も聞かれました。カキの収獲シーズンに入り、カキが非常に美味しい季節です。皆さんもカキをたくさん食べて下さいね。

10月の海辺の教室のテーマは「魚の飼い方」でした。

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10月の海辺の教室のテーマは「魚の飼い方」でした。
まず海や河川で魚を採取するポイントや魚の飼育方法などについて学習し、その後3班に分かれ実際に水槽のレイアウトに挑戦しました。どのような水槽にするか話し合い、石、流木、海藻などを選び設置し、その後水槽に入れたい魚を選びました。名前のわからない魚については図鑑で調べました。飼育する魚の特性(なわばりを持つなど)を調べたうえでレイアウトし飼育すると、より良い水槽ができます。皆さんも挑戦してみてください。
皆さんがレイアウトした水槽は約1ヶ月間当センター本館入口で展示します。
※写真は、ナベカがアカフジツボの殻に入っている様子です。

9月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

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9月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。
海の中を漂う様々な種類のプランクトンや赤潮が発生する仕組みなどについて学び、井口港でプランクトンネットを使ってプランクトンの採取を行いました。採取したプランクトンを教室に持ち帰り、顕微鏡で観察し、スケッチをしました。
また、当センターで魚の餌として飼育している、ワムシやアルテミアというプランクトンの観察も行いました。何気なく見ていた海水の中に、顕微鏡で観察すると多くの種類のプランクトンがいることがわかり皆さん驚かれていました。小さなプランクトンですが、生態系にとても重要な役割を果たしていることを学習しました。

8月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

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8月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。
チリメンモンスターとは、シラス干しやチリメンジャコを製造する際に、本来であれば規格外とし除去されるイワシの稚魚以外の生物のことをいいます。海の生物の多様性や食物連鎖について学習できるテーマです。シラスの漁業方法やチリメンジャコの製造方法などを学習した後、チリメンモンスター探しとルーペを使って観察を行いました。見つけたチリメンモンスターが、どの生物の赤ちゃんかを図鑑を使って調べました。皆さん画用紙に貼り付け、オリジナルのチリモン図鑑を作りました。

7月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖(採苗)」でした。

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7月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖(採苗)」でした。
カキの養殖工程の1つである採苗について学習しました。採苗とは、大量のホタテガイの貝殻をカキ筏から海につけ、カキの幼生(赤ちゃん)が付着するのを待ち、種苗を確保することをいいます。カキ養殖にとって最も重要な作業ともいわれています。学習の後、実際に港でプランクトンネットを使って幼生を採取し、顕微鏡でカキの幼生を観察しました。参加者の方からは、「夏のカキ養殖業者さんの作業工程が初めてわかりました。」という声がありました。 ※写真は、付着直前の大きなカキ幼生です。

6月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:マコガレイ」でした。

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6月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:マコガレイ」でした。
育てる漁業である栽培漁業や当センターで育てて放流しているマコガレイの放流効果等について学習した後、実際に、港でマコガレイの赤ちゃん(稚魚)の放流体験を行いました。また、種苗生産施設の見学では、ふ化して間もないオニオコゼの赤ちゃん(仔魚)を見ることができました。
参加者の方からは、「貴重な放流体験ができて良かった。」「栽培漁業について理解することができた。」という声がありました。

5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

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5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
メダカのオスとメスの見分け方などを学習した後、自宅でメダカを飼育する方法や注意点を水槽を見ながら学びました。その後、メダカの視覚(眼の見え方)実験、泳ぎ方の行動実験などを行いました。また、実際にメダカの卵を顕微鏡で観察し、スケッチをしました。心臓や血液の動きを見ることができました。
参加者の方からは、「小さな卵の中で動いているメダカの赤ちゃんを観察して感動し、命の大切さを学ぶことができた。」という声がありました。

4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

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4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。
魚のヒレの名前やエラの構造などを学習した後、広島でも身近なメバルという魚を使って、内臓の各部位を観察し、スケッチもしました。次に、年齢を調べました。魚の年齢は、魚の耳(内耳)にある耳石・ウロコ・背骨に刻まれた線を見ることで、その魚が何歳かが分かります。観察後のメバルを煮付けて試食した後、耳石を取り出し、観察しました。また、クロダイのウロコも観察しました。今回観察したメバルとクロダイはともに3歳から4歳であることが分かりました。
参加者の方からは、「耳石の取り出し方がわかった。家でも色々な魚を食べて耳石を集めたい」など好評でした。耳石の観察は虫メガネでも簡単にできますので、ご家庭で魚を食べる時は、是非挑戦してみてください。

マコガレイの放流を行いました

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 平成30年3月28日に当センターで生産し、広島市に引き渡したマコガレイの放流が行われました。

 マコガレイは、本市において重要な水産資源であることからマコガレイの資源増加を目的に生産されております。放流した約3㎝のマコガレイは、2年後には、約20㎝に成長します。

2月の海辺の教室のテーマは「海藻の役割」でした。

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 2月の海辺の教室では、「海藻の役割」をテーマに行いました。

 海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習した後、養殖ワカメの刈り取り体験や生ワカメの標本作りを行いました。また、広島湾に生息している海藻を使い押し葉作りも行いました。

 ※養殖ワカメの種糸(ワカメの赤ちゃんが付いた糸)は当センターで生産されたものです。

 最後は、ワカメのしゃぶしゃぶを試食しました。こげ茶色の生ワカメを熱湯に入れると、ワカメの色が鮮やかな緑色になる様子も観察してもらいました。

 皆さんが作った海藻の押し葉は、水産振興センター入口に掲示しますので、是非見に来てください。

1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

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1月の海辺の教室では、「かまぼこ作り」をテーマに行いました。

広島市では約150年ほど前から板付きのかまぼこが作られていたと言われています。

まず、かまぼこの歴史や原材料(何の材料で作られているか)や作り方について学習し、その後、実際にかまぼこ作り体験を行いました。今回は、蒸しかまぼこ(板かまぼこと色付き飾りかまぼこ)とじゃこ天を作りました。

魚のすり身をすり鉢で練る作業やかまぼこ板にすり身をのせてドーム型に形を作る作業に少し苦戦しているようでした。皆さん、色々なかまぼこを是非食べてみてください。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖(歴史など)」でした。

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 12月の海辺の教室では、「カキ養殖(歴史など)」をテーマに行いまいした。8月に実施した「カキ養殖(採苗)」と同じくカキをテーマにした内容です。

 今回は、カキ養殖の歴史や広島カキの養殖方法について学習しました。また、殻からカキの身を取りだす「カキ打ち」のコツを学習した後、実際に挑戦しました。

 カキ打ちでは、慣れない道具を使って、硬いカキの殻を打ち、カキの身を取りだすのに苦労していました。

 アサリやホタテなどの二枚貝ではむき身にすることを「開ける」と言われていますが、広島カキの場合は、「カキ打ち」と言う道具を使い、殻を打って身を取りだすことから「カキ打ち」と呼ばれています。

10月の海辺の教室のテーマは「魚の飼い方」でした。

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 教室では、海や川で魚を採集するポイントや採集した魚の飼育方法について学習しました。

 その後、グループごとに水槽に入れる魚の生態について図鑑等で学習し、みんなで協力して石や海藻のレイアウトしオリジナル水槽を作りました。

 なお、今回の海辺の教室で設置した水槽は、本館入口に展示していますので、是非ご来館ください。

9月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

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 9月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

 今回の教室では、魚のからだの構造や役割、年齢調査の方法について学習した後、メバルを使ってエラや内臓などからだの観察を行いました。

 また、クロダイのウロコや、煮付けにしたメバルから取り出した耳石を使って年齢を調べました。

 皆さんも、魚を食べる時は年齢を調べてみましょう。

 今回用意した魚は広島湾七大海の幸の魚です。

8月の海辺の教室のテーマは「かき養殖(採苗)」でした。

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8月の海辺の教室は、「かき養殖(採苗)」をテーマに開催しました。

カキ採苗とは、カキ養殖のためにカキの赤ちゃんをホタテガイの貝殻に付ける作業のことです。広島では6月~8月頃に広島湾で行われます。

今回の教室では、広島カキの養殖方法や、皆さんに美味しいカキを安定して届けるためのとても大切な水産振興センターの仕事「カキ採苗調査」などについて学習しました。

7月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

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7月の海辺の教室は、「チリメンモンスター」をテーマに開催しました。海の生物の多様性や食物連鎖について学習することができると毎年、大変人気のあるテーマです。

今回の教室では、チリメンジャコはカタクチイワシ(コイワシ)の赤ちゃんであり、広島市でPRしている広島湾七大海の幸の食材の一つであることや、他6種類の魚介類についても説明をしました。

※「チリメンモンスター」は、シラス干しやチリメンジャコを製造する際に、本来であれば規格外として捨てられてしまうイワシの稚魚以外の生物です。

6月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:マコガレイ」でした。

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6月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:マコガレイ」でした。

 水産振興センターで育てたマコガレイの生態などを学習すると共に、水産振興センターの仕事の1つである「育てる漁業(栽培漁業)」について学習しました。

 「育てる漁業(栽培漁業)」とは、人の手で卵から稚魚をふ化させ、一定の大きさまで育てた後、育てた魚を海に放流して海の資源を守ることです。

 開催日当日は、水産振興センターで育てたマコガレイの稚魚の放流体験や稚魚及び稚ガニを生産している種苗生産施設の見学などを行い、とても好評でした。

5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

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 教室では、メダカの特徴や育て方などを学んだ後、メダカの視覚、行動及び体色の変化などの実験を行いました。また、実際に卵を顕微鏡で観察しスケッチをしました。観察した卵の中には、ふ化しそうなのものもあり、心臓の動きや血液の流れを見ることができました。

小さな卵の中で、一生懸命生きているメダカの赤ちゃんを観察することで、命の大切さを学ぶことができました。

詳しくはこちらをご覧ください。
これまでのトピック

4月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

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4月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。
海の中を漂うプランクトンや赤潮が発生する仕組みなどについて学び、井口港でプランクトンネットを使ってプランクトンの採集を行いました。
採集したプランクトンを教室に持ち帰り、顕微鏡で観察し、スケッチをしました。
また、当センターで魚の餌として飼育している、ワムシの飼育水槽の見学を行いました。

一見何もいないように見える澄んだ海水の中にも顕微鏡で観察すると色々な種類のプランクトンがいることがわかり皆さん驚いていました。

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

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3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。
包丁の持ち方や魚の体の構造について学習した後、「アジ」と「クロダイ」の三枚おろしに挑戦しました。
魚をおろした経験がある方は少なく、初めての三枚おろしに、最初は苦戦していましたが、作業を進めていくうちにコツをつかみ、最後は、上手に三枚おろしにすることができました。
作業後には、おろしたアジをフライにして試食しました。
参加者の方からは、「これからは家庭でも自分で魚をおろしてみたい」と大変好評でした。
最近は、スーパーなどで販売されている魚は、切り身にされていることが多く、ご家庭で魚をおろす機会は減っていますが、この教室をきっかけに、是非、ご家庭でも三枚おろしに挑戦してみてください。

2月の海辺の教室のテーマは「海藻」でした。

2月の海辺の教室のテーマは「海藻」でした。
海藻に関する基礎知識や広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習したあと、天然のワカメや海藻を使って標本作り、押し葉作りを行いました。
最後は、生ワカメのしゃぶしゃぶを試食しました。
生のワカメや海藻に触れる機会はとても少ないため、良い経験ができたと大変好評でした。

1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

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1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。
ご家庭でも食べる機会も多いかまぼこですが、どのように作られているのか知らない人も多いようです。今回、海辺の教室では、かまぼこの歴史、原材料及び作り方を学習し、実際に魚の切り身を使ってかまぼこ作りに挑戦しました。
また、かまぼこ屋さんに予め作ってもらったすり身を使って、かまぼこを作り、自分たちで作ったかまぼこと食べ比べを行いました。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。

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12月の海辺の教室では、広島の水産業を代表する「カキ養殖」をテーマに、カキの生態、カキ養殖の歴史や養殖方法及び水産振興センターのカキ採苗調査(カキの稚貝をとるための調査)などについて学習しました。
また、体験では、ホタテガイの殻についているカキの赤ちゃん(稚貝)の観察とカキ打ち体験を行いました。

9月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

9月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

海の中を漂うプランクトンや赤潮が発生する仕組みなどについて学び、井口港でプランクトンネットを使ってプランクトンの採集を行いました。
採集したプランクトンを教室に持ち帰り、顕微鏡で観察してスケッチをしました。

一見なにもいないように見える澄んだ海水の中にも顕微鏡で観察すると多くの種類のプランクトンがいることがわかり、皆さん驚いていました。

8月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。

8月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。

水産振興センターで育てたオニオコゼなどを使って、水産振興センターのメインの仕事の1つである「育てる漁業(栽培漁業)」について学習しました。

「育てる漁業(栽培漁業)」とは、人の手で卵から稚魚をふ化させ、一定の大きさまで育てた後、育てた魚を海に放流して海の資源を守ることです。

開催日当日は、水産振興センターで育てたオニオコゼとマコガレイの稚魚の放流体験やオニオコゼの味噌汁の試食などを行い、とても好評でした。

ガザミの放流

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 19日、ガザミ種苗(稚ガニ3令)15万尾を広島市内の沿岸域(干潟や藻場)へ放流しました。ガザミは「ワタリガニ」とも呼ばれ、とても泳ぎが上手なカニです。放流したガザミ種苗も元気に海底に泳いでいきました。

 6月、7月で合計25.9万尾のガザミ種苗を放流しました。

7月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

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7月の海辺の教室は、「チリメンモンスター」をテーマに開催しました。
「チリメンモンスター」は、シラス干しやチリメンジャコを製造する際に、本来であれば規格外として捨てられてしまうイワシの稚魚以外の生物です。
海の生物の多様性や食物連鎖について学習することができると毎年、大変人気のあるテーマです。
今回の教室では、シラス漁やチリメンジャコの製造工程などについて学習した後、チリメンモンスター探しと観察を行いました。見つけ出したチリメンモンスターは、種類を調べて、画用紙に張り付け、図鑑を作成しました。

オニオコゼの着底魚を飼育中です

 

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5月下旬にふ化したオニオコゼが浮遊期を過ぎ、着底しました。写真は着底直後のオニオコゼです。

現在、約5万尾のオニオコゼを動物プランクトンと配合飼料を給餌しながら飼育しています。

6月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。

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6月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。
潮の満ち引きや干潟の役割について学習するとともに、水産振興センターの前にある八幡川河口の干潟で生物採集を行いました。
開催日当日は、小雨の中での活動となりましたが、参加者の皆さんは夢中になって生き物を採集していました。
また、今年は、特別に許可を取り、曳き網(地引網)を使用した生物採集も行い、ヒイラギ、ハゼ、ヨウジウオ、モクズガニ等の魚やカニを観察することができました。
干潟探索を通して色々な生き物と触れ合い、干潟の重要性を学習することができました。

5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

5月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
教室では、オスとメスの見分け方、メダカの特徴、飼育方法などを学び、実際に卵を顕微鏡で観察しました。観察した卵の中には、孵化直前のものもあり、心臓の動きや血液の流れを見ることができました。

小さな卵の中で、一生懸命生きているメダカの赤ちゃんを観察することで、命の大切さを学ぶことができました。

4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

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4月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。

教室では、魚のからだの構造や役割、年齢調査の方法について学習した後、メバルとクロダイを使って魚のからだの観察や年齢を調べました。実際に魚に触れながら、口やヒレ等の観察を行った後、専用のハサミを使って内臓の観察も行いました。

からだの観察を行った後は、煮付けにしたメバルから取り出した耳石とクロダイのウロコを使って年齢を調べました。

今回使ったメバルの年齢は2歳から3歳、クロダイの年齢は約1歳でした。

家庭でも食べる機会の多い魚ですが、改めて観察してみると新しい発見があると大変好評でした。

マコガレイの放流

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 3月28日、29日に全長30mm以上のマコガレイの稚魚計12.8万尾を広島市へ引き渡しました。

今年の1月4日に人工授精を行い、1月9日にふ化しました。約80日間、水産振興センターの水槽でワムシやアルテミアなどの動物プランクトンを食べて大きくなりました。

放流後は干潟や河口域で砂の中に体を隠しながら生活します。マコガレイは定着性が強いため、放流した稚魚は大きく移動することはなく数年後には漁獲が期待できます。

マコガレイは刺身や煮付けなど大変美味しい魚です。ぜひ、新鮮な地物のマコガレイを見つけたら食べてみて下さい。

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

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3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。
包丁の持ち方や魚の構造について学習したあと、アジの三枚おろしに挑戦しました。皆さん初めての三枚おろしに、最初は緊張気味でおそるおそるさばいていましたが、2匹目からは丁寧に思い切りよく包丁を動かしていました。おろしたアジは、アジフライと骨せんべいにして試食してもらいました。自分でおろした魚は、一段と美味しく感じます。初めからは上手になかなかできませんが、是非挑戦してみてください。
(包丁を使う際は、十分気を付けてね。)

縁起のよい「黄金のオニオコゼ(金ちゃん)」を飼育展示しています。

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縁起がよい「黄金のオニオコゼ」(オレンジ色の個体)が捕獲され、現在水産振興センターで飼育展示しています。金色から名前をとって❝金ちゃん❞と呼んでいます。
まれに何らかの原因で色の異なる魚たちがあらわれますが、黄金のオニオコゼは非常に珍しく、見た目が神々しいことから各地で捕獲されると、縁起のよい「黄金のオニオコゼ」と呼ばれ重宝され、公開すると話題にもなります。
資料展示室の『広島カキができるまで(1トン水槽)』にいますので、是非水産振興センターへ来て見てみてください。
見て目が合えば、運気が上昇するかも!?

第26回広島市水産まつりが開催されました。

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 2月28日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第26回広島市水産まつりが開催され、約11,000人の来場がありました。会場では、市内で獲れた広島特産のカキ、クロダイなどの活魚、ナマコ、生ノリや生ワカメなどの新鮮な水産物を求めて長い行列ができ、多くの市民や漁業関係者で活気にあふれていました。また、カキの鉄板焼きやカキ入りおやきなどのカキ料理、黒鯛の味噌汁、大河鍋(ノリ汁)や焼きあなごなどの漁業者自慢の料理、さらには新たに開発されたクロダイ加工品(がんすなど)も販売され、どの販売ブースも大変好評でした。

2月の海辺の教室のテーマは「海の植物」でした。

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2月の海辺の教室のテーマは、「海の植物」でした。
海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習したあと、養殖ワカメや海藻を使って押し葉づくりを行いました。最後は、生ワカメのしゃぶしゃぶと天ぷら(葉と茎)を試食しました。

マコガレイの選別

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18日(木)、マコガレイの選別を行いました。マコガレイの稚魚を水槽から取り上げ、網の中へ収容しました。網の中に残った大きな稚魚約14万尾を再び水槽へ収容しました。網から抜けた小さな稚魚(約23万尾)は、センターの地先に放流しました。

選別を行うことでサイズが揃って飼育しやすくなり、また、密度が薄くなることで成長を促進することができます。

太田川のアユの遡上を増やす取組み

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2月9日、アユ種苗を広島観音マリーナ海浜公園地先に放流しました。
引き渡しが完了して残った種苗(約23万尾)を直接河口域に放流することで、太田川に遡上するアユを増やすことが目的です。

この事業は広島市が主体となり太田川漁業協同組合の皆さんの協力のもと平成24年から実施されています。
昨年10月からセンターの水槽で飼育されていたアユ種苗は勢いよく泳いで行き、長い群れとなって視界から見えなくなりました。
春になり暖かくなってくると太田川に遡上する立派な稚アユが確認されることでしょう。

マコガレイが変態中です

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 1月10日にふ化したマコガレイですが、これまでは飼育水中に漂って餌を食べるなど浮遊生活を行っていました。

現在、変態が始まっており、水槽の底へ移動しています。完全に変態を終えると、色素は薄いものの親と同じ姿になり、底での生活が始まります。

アユの引き渡し開始

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1月19日からアユ稚魚の引き渡しが始まりました。計3回、70万尾の稚魚を広島市へ引き渡します。

アユの稚魚は約0.5gで、大きさは5センチほどです。引き渡したアユは太田川漁協の施設で4月頃まで中間育成され、太田川に放流されます。

1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。

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1月の海辺の教室のテーマは「かまぼこ作り」でした。
スーパーなどで売られているかまぼこが、どのような材料で、どのような方法で作られているか知っていますか。かまぼこの歴史、原材料、作り方などの学習をし、その後、実際にスケソウダラの切り身を使ってかまぼこ作りに挑戦しました。
今まで食べてきたかまぼこのことがよくわかり、作るのがとても難しいことを皆さん実感している様子でした。

アイナメがふ化しました。

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 写真は卵からふ化した直後のアイナメです。

アイナメのふ化仔魚は全長6.5mmと比較的大きく、ふ化直後から活発に水槽の中を遊泳しています。

現在、動物プランクトンのワムシとアルテミアを給餌しながら飼育中です。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。

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 12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。
日本一の生産量を誇る広島のカキ養殖をテーマに、カキ養殖の歴史や養殖方法などの学習をしました。その後、ホタテガイの殻についているカキの赤ちゃん(稚貝)の観察や、カキ打ち体験などを行いました。
カキはこれから春先にかけてさらに身が太り、より一層美味しくなりますので、皆さんもたくさん食べて下さいね。