平成30年3月28日に当センターで生産し、広島市に引き渡したマコガレイの放流が行われました。
マコガレイは、本市において重要な水産資源であることからマコガレイの資源増加を目的に生産されております。放流した約3pのマコガレイは、2年後には、約20pに成長します。
平成30年3月28日に当センターで生産し、広島市に引き渡したマコガレイの放流が行われました。 マコガレイは、本市において重要な水産資源であることからマコガレイの資源増加を目的に生産されております。放流した約3pのマコガレイは、2年後には、約20pに成長します。
3月の海辺の教室では、「魚のおろし方」をテーマに行いました。 包丁の取り扱い方法や注意点を聞いた後、二匹のアジを三枚おろしに挑戦しました。また、希望者2人にはクロダイの3枚おろしにも挑戦していただきました。丸ごとの魚をおろすのは初めてという参加者が多く、大苦戦しましたが、なんとか三枚におろすことができました。 2匹目は、コツをつかみ、皆さん1匹目より上手におろしている様子でした。最初から上手くおろすことはできないので、家庭で練習して上達していきましょう。数をこなすことが上達の近道です。 最後は、皆さんがおろしたアジを唐揚げにして試食しました。自分たちでおろした魚を食べるのは、非常に美味しいと好評でした。
2月の海辺の教室では、「海藻の役割」をテーマに行いました。 海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習した後、養殖ワカメの刈り取り体験や生ワカメの標本作りを行いました。また、広島湾に生息している海藻を使い押し葉作りも行いました。 養殖ワカメの種糸(※ワカメの赤ちゃんが付いた糸)は当センターで生産されたものです。詳しくはこちら。 最後は、ワカメのしゃぶしゃぶを試食しました。こげ茶色の生ワカメを熱湯に入れると、ワカメの色が鮮やかな緑色になる様子も観察してもらいました。 皆さんが作った海藻の押し葉は、水産振興センター入口に掲示しますので、是非見に来てください。
1月の海辺の教室では、「かまぼこ作り」をテーマに行いました。 広島市では約150年ほど前から板付きのかまぼこが作られていたと言われています。 まず、かまぼこの歴史や原材料(何の材料で作られているか)や作り方について学習し、その後、実際にかまぼこ作り体験を行いました。今回は、蒸しかまぼこ(板かまぼこと色付き飾りかまぼこ)と揚げかまぼこ(じゃこ天)を作りました。 魚のすり身をすり鉢で練る作業やかまぼこ板にすり身をのせてドーム型に形を作る作業に少し苦戦しているようでした。皆さん、色々なかまぼこを是非食べてみてください。
12月の海辺の教室では、「カキ養殖(歴史など)」をテーマに行いまいした。8月に実施した「カキ養殖(採苗)」と同じくカキをテーマにした内容です。 今回は、カキ養殖の歴史や広島カキの養殖方法について学習しました。また、殻からカキの身を取りだす「カキ打ち」のコツを学習した後、実際に挑戦しました。
カキ打ちでは、慣れない道具を使って、硬いカキの殻を打ち、カキの身を取りだすのに苦労していました。 アサリやホタテなどの二枚貝ではむき身にすることを「開ける」と言われていますが、広島カキの場合は、「カキ打ち」と言う道具を使い、殻を打って身を取りだすことから「カキ打ち」と呼ばれています。 ※広島カキ紹介ページ
教室では、海や川で魚を採集するポイントや採集した魚の飼育方法について学習しました。 その後、グループごとに水槽に入れる魚の生態について図鑑等で学習し、みんなで協力して石や海藻のレイアウトしオリジナル水槽を作りました。
なお、今回の海辺の教室で設置した水槽は、本館入口に展示していました。
今回の教室では、魚のからだの構造や役割、年齢調査の方法について学習した後、メバルとを使ってエラや内臓などからだの観察を行いました。 また、クロダイのウロコや、煮付けにしたメバルから取り出した耳石を使って年齢を調べました。 皆さんも、魚を食べる時は年齢を調べてみましょう。 今回用意した魚は広島湾七大海の幸 の魚です。
8月の海辺の教室は、「かき養殖(採苗)」をテーマに開催しました。 カキ採苗とは、カキ養殖のためにカキの赤ちゃんをホタテガイの貝殻に付ける作業のことです。 広島では6月〜8月頃に、広島湾で行われます。 今回の教室では、広島カキの養殖方法や、皆さんに美味しいカキを安定して届けるためにとても大切な水産振興センターの仕事「カキ採苗調査」などについて学習しました。
7月の海辺の教室は、「チリメンモンスター」をテーマに開催しました。海の生物の多様性や食物連鎖について学習することができると毎年、大変人気のあるテーマです。 今回の教室では、チリメンジャコはカタクチイワシ(コイワシ)の赤ちゃんであり、広島市でPRしている広島湾七大海の幸の食材の一つであることや、他6種類の魚介類についても説明をしました。 広島湾七大海の幸についてはこちら 。
※「チリメンモンスター」は、シラス干しやチリメンジャコを製造する際に、本来であれば規格外として捨てられてしまうイワシの稚魚以外の生物です。
6月の海辺の教室のテーマは、「育てる漁業:マコガレイ」でした。
6月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:マコガレイ」でした。
水産振興センターで育てたマコガレイの生態などを学習すると共に、水産振興センターの仕事の1つである「育てる漁業(栽培漁業)」について学習しました。
「育てる漁業(栽培漁業)」とは、人の手で卵から稚魚をふ化させ、一定の大きさまで育てた後、育てた魚を海に放流して海の資源を守ることです。
開催日当日は、水産振興センターで育てたマコガレイの稚魚の放流体験や稚魚及び稚ガニを生産している施設の見学などを行い、とても好評でした。
5月の海辺の教室のテーマは、「メダカの観察」でした。
教室では、メダカの特徴や育て方などを学んだ後、メダカの視覚、行動及び体色の変化などの実験を行いました。また、実際に卵を顕微鏡で観察しスケッチをしました。観察した卵の中には、ふ化しそうなのものもあり、心臓の動きや血液の流れを見ることができました。
小さな卵の中で、一生懸命生きているメダカの赤ちゃんを観察することで、命の大切さを学ぶことができました。