トピック集


令和6(2024)年度トピック集(新しいものから順に並んでいます)

令和6年9月26日

9月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスターを探せ」でした。

最初にカタクチイワシの漁獲方法やチリメンジャコの加工方法について学習しました。チリメンジャコに混じっているカタクチイワシ以外の小さな 生き物を「チリメンモンスター」と呼び、その生き物を通して海の生態系や食物連鎖などについて学習しました。 体験では、選別をしていない学習用のチリメンジャコの中から、ルーペやピンセットを使ってチリメンモンスターを探しました。見つけたチリメンモンスターを観察し、図鑑や資料を使って名前を調べ、オリジナルカードを作成しました。今回は皆さんで約30種類のチリメンモンスターを見つけることができ、参加者からは「たくさんの魚の名前を知ることができて良かった。とても面白かった。」という感想もあり、大変好評でした。

令和6年6月26日

6月の海辺の教室のテーマは「目指せ!豊かな広島湾(つくり育てる漁業)」でした。

当センターで行っている魚介類の種苗生産の仕事を通して、「つくり育てる漁業」の学習を行いました。種苗生産で欠かせない魚介類の赤ちゃんの餌となる小さな動物プランクトンのワムシやアルテミアについて、その大きさや形、動き方などをルーペで観察しました。  また、種苗生産施設では、育成中のガザミやナマコ種苗の観察と、ガザミ種苗へのアルテミアの餌やり作業を見学し、最後にセンターの裏の港でマコガレイ種苗の放流体験を行いました。参加者からは「マコガレイの赤ちゃんを放流できてよかった。大きく育って欲しい。広島湾の漁業に興味がもてた。」という感想もあり、大変好評でした。

令和6年5月19日

5月の海辺の教室のテーマは「干潟に暮らすいきもの達」でした。

干潟のいきものや役割などについて学習し、広島湾の干潟でよく見られるいきものの名前を覚えました。学習後は屋外に設置した水槽の魚やエビやカニ、ウニやヒトデなど多くのいきものを観察しました。さらに、お気に入りのいきものを2種類選び、形や色などの特徴をみながら図鑑で名前を調べ、スケッチしました。参加者からは「じっくりといきものに触れ合えて楽しかった。」という感想もあり、大変好評でした。

令和6年4月21日

4月の海辺の教室のテーマは「広島といえば“かき養殖”」でした。

特産である広島かきの歴史や養殖方法などについて学習し、ルーペを使ってホタテガイの貝殻に付着したカキの稚貝などを観察しました。学習後は、職員からかきの構造や広島で使われている「かき打ち」と呼ばれる道具の説明があり、その後、かき打ち体験を行いました。参加者からは、「かきを傷つけないよう綺麗にむき身にするのが難しかったけど、良い体験になった。」という感想もあり、大変好評でした。