令和5(2023)年度トピック集(新しいものから順に並んでいます)
令和5年10月15日
10月の海辺の教室のテーマは「太田川と広島湾〜アユの一生〜」でした。
アユの一生、太田川と広島湾との関わりや太田川におけるアユを増やす取組などについて学習しました。クイズを交えた学習では、皆さん積極的にチャレンジされました。学習後には、漁で使われる投網を実際に投げる体験を行い、アユの掴み取りも行いました。掴み取りでは、「アユの動きが素早すぎる」と驚かれていました。掴み取りしたアユは、漁協の方の指導のもと、串に打ち、塩焼きにして試食しました。このアユは、漁協がブランド化に取り組んでいる、レモンを練り込んだエサを与えた「レモンアユ」です。
令和5年9月17日
9月の海辺の教室のテーマは「塩づくり」でした。
塩づくりや塩の役割などについて学習しました。クイズを交えた学習では、皆さん積極的にチャレンジされました。学習後には、海水を煮詰めて、塩づくり体験を行い、塩の結晶ができ始めると、「塩が出てきた」と驚きの声があがりました。できた塩は顕微鏡で、結晶の観察をしました。終わりには、数種類の市販の塩を、コイワシの唐揚げにつけて、味の違いを体験しました。
令和5年8月20日
8月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。
チリメンモンスターとは、チリメンジャコ(原材料)に混ざっているカタクチイワシ以外の魚やエビ・カニの幼生、タコやイカなどの小さな生物のことです。まず初めに、チリメンジャコの作り方、海の食物連鎖などについてはスライドで学習し、漁獲方法については、実際に漁をしている動画を見ながら学習しました。その後、チリメンモンスターを探し、資料を使って名前を調べ、オリジナルの図鑑作りに挑戦しました。参加者からは、「珍しいチリメンモンスターを探すのが楽しかった。」などの感想が聞かれ、大変好評でした。
令和5年7月16日
7月の海辺の教室のテーマは「プランクトンの観察」でした。
プランクトンには、植物プランクトンと動物プランクトンがいることやプランクトンが魚やカニなどのエサとなる食物連鎖などについて学習しました。その後、実際にセンター内の魚やカニなどのエサとなる「ワムシ」の飼育水槽を見学したり、港でプランクトンネットを使って、プランクトンを採集しました。自分で採集したプランクトンは顕微鏡を使って、観察し、名前を調べてスケッチをしました。
令和5年6月18日
6月の海辺の教室のテーマは「魚のからだと年齢」でした。
魚のからだの構造や年齢を調べる方法について学習した後、実際にマダイやクロダイのからだの構造を観察しました。片身を開いて、内臓を観察したり、スケッチをして皆さん夢中になっていました。次に煮付けにしたカサゴを試食した後に、カサゴから耳石を取り出し、ルーペで観察しました。他にはイリコの耳石も取り出し、カサゴとの耳石の大きさや形の違いを観察しました。「魚によって、耳石はこんなに違うのか。」と驚きの声が上がりました。
令和5年4月16日
4月の海辺の教室のテーマは「かき養殖」でした。
広島名産のカキ養殖の歴史や養殖方法などを学習し、ホタテガイの貝殻に付着したカキの稚貝をルーペで観察しました。「この小さな黒い点が成長して大きいカキの親になるのか。」といった驚きの声が多かったですね。カキについて学習した後、カキ打ち体験を行いました。見慣れないカキ打ち道具の使い方やカキの硬い殻に苦戦していましたが、何度も練習するうちに、素早く丁寧にカキ打ちできるようになりました。参加者からは「もっと多くのカキを打ってみたい。」と好評でした。