当センターでは、広島市域の水産業の振興を図るため、漁場環境等の調査を行い漁業者に情報提供や指導・助言をするほか、魚介類の稚魚等の生産や、魚と漁業の資料展示室で市民に広島市の水産業を紹介する仕事を行っています。

トピックス・新着情報

アイナメの採卵(1回目)

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 12月7日(月)、アイナメの第1回目の採卵を行いました。

アイナメの卵は粘着性があるため、自然界ではボール状の塊にして海藻等に産み付けられます。その卵塊をオスがふ化するまで見守ります。

当センターでは、卵の発生率を上げるため薄い板状にして海水が良くあたるように管理しています。卵からふ化までは水温によりますが、20日から約1か月ほどかかり、12月下旬にふ化する予定です。

いのくち生ワカメオーナーの種付け体験が行われました。

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井口漁業協同組合では、ワカメの養殖体験を通じて、地産地消や食育につなげるオーナー制度の取り組みを行っています。
先日11月29日井口漁港にて、約1.5mのロープにワカメの種付けをする体験が行われました。この種を付けたロープを海に冲出しすると、ワカメは日々成長し、収穫時期には3~5kgの量が収穫できます。これからの成長が楽しみです。

11月15日にわくわく!漁業体験を開催しました。

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 11月15日(日)に水産振興センターにおいて、昨年度に続き第2回目の「わくわく!漁業体験」を開催しました。約600名の方に御来場いただき、イベントを通じて「漁業」、「魚食」、「水産生物」及び「海域環境」について楽しく学んでいただきました。

ワカメの中間育成を行っています

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 10月までは陸上で管理していたワカメの種糸を、11月5、6日に海面に移動し中間育成を開始しました。
陸上では顕微鏡でしか見えなかったワカメも、海面で管理するとグングン大きくなります。汚れや珪藻などの付着物が付かないよう管理を続け、2週間を過ぎると目でもはっきり分かるようになります。
11月下旬には、この種糸を広島市に引き渡す予定です。
引き渡した種糸は漁業者によって海に張られた縄(ロープ)に巻かれます。ここから漁業者によるワカメ養殖が始まります。

10月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。

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10月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。
水産振興センターでつくり育てているオニオコゼを例にとり、親魚が産んだ卵をふ化させ、育てた稚魚を海に放流する「育てる漁業(栽培漁業)」について学習しました。また、稚魚の放流体験やオニオコゼの味噌汁などの試食を行いました。
見た目はゴツゴツしていてコワい顔の魚ですが、淡泊な白身は様々な料理方法で味わえる非常に美味しい魚です。是非一度味わってみてください。

アユの種苗生産が始まります。


 8月下旬から太田川漁協においてアユ親魚の成熟度を調査してきました。採卵に適した時期を見極めて10月5日、7日、9日の3日間にわたりアユの採卵を行いました。

写真は採卵から6日目のアユの卵です。現在は淡水で管理していますが、ふ化後は海水で飼育します。

卵の発生が順調であれば10月18日~22日にかけてふ化を終え、給餌を開始します。

海辺の教室10月分の開催案内を公開

9月の海辺の教室のテーマは「魚の飼育」でした。


9月の海辺の教室のテーマは「魚の飼育」でした。

 教室では、海や川で魚を採集するポイントや飼育方法について学習した後、実際に砂、石、海藻を使って水槽のレイアウトに挑戦しました。10月18日(日)の海辺の教室まで展示しています。

 魚の種類や生態(なわばりをもつ、砂に潜るなど)を知ったうえで飼育をすると、より良い水槽ができます。皆さんも是非一度挑戦してみてください。

9月6日(日)に広島かき子ども体験隊を実施しました。

9月6日(日)に、今年で8回目となる「広島かき子ども体験隊」を実施しました。
開催日は、悪天候となり一時的に雨が降ることもありましたが、稚ガキが付いたホタテの殻を針金に通し、垂下連を作る「通し替え体験」やカキの作業船に乗船し、カキ養殖筏に垂下連を吊るす「本垂下作業」を見学することができる等、無事体験を行うことができました。

海辺の教室9月分の開催案内を公開

8月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

8月の海辺の教室のテーマは、「プランクトン」でした。

教室では、水中を漂うプランクトンやプランクトンが集まって形成される赤潮などについて学習し、その後港で実際にプランクトンをつかまえるネットを使って採集を行いました。採集したプランクトンは教室に持ち帰り、顕微鏡で観察して種類を調べてスケッチをしました。

参加者の皆さんは、少しの海水の中にも様々なプランクトンがたくさんいることに、とても驚いた様子でした。

 写真は、様々な種類のプランクトンや牡蠣の赤ちゃんなどです。

オニオコゼを放流しました。


8月5日(水)に、オニオコゼの種苗3万尾を広島市に引渡しました。
種苗の全長は4cmで、金輪島や似島、市内沿岸域に放流しました。
3年後には約20cmの大きさに成長します。放流した種苗が元気に広島湾で成長しているか調査するため、種苗の一部に標識を付けて放流しています。

海辺の教室8月分の開催案内を公開

7月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

7月の海辺の教室のテーマは、「チリメンモンスター」でした。

チリメンジャコの原料を獲るシラス漁(カタクチイワシの稚魚を獲る漁)などについて学習したあと、瀬戸内海で獲れたチリメンジャコに混じっている様々な生き物『チリメンモンスター』探しを行いました。様々な種類の魚の稚魚やエビ・カニの赤ちゃんなどを見つけることができ、瀬戸内海の豊かさを感じることができました。

※チリメンモンスターは、きしわだ自然資料館で始められた体験です。

6月の海辺の教室は「メダカの観察」でした。


6月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。
教室では、オスとメスの見分け方、メダカの特徴、飼育方法などを学び、水草に産み付けられた卵探しの後、実際に卵を顕微鏡で観察しました。また、水産振興センターで育てているガザミの卵も観察しました。メダカの特徴を観察する走流性(流れとは逆に泳ぐ)などの実験も行いました。
メダカの飼育は、どなたにでも比較的簡単に始められますので、いきもの飼育の入門として是非チャレンジしてみてください。
写真は、ふ化間近のメダカの卵です。

海辺の教室6月分の開催案内を公開

5月の海辺の教室のテーマは、「海辺のいきもの」でした。

5月の海辺の教室のテーマは、「海辺のいきもの」でした。

今回は、八幡川河口の干潟で生物採集を行い、採集した生物の種類を図鑑などを使って調べました。

当日は天候にも恵まれ、参加者の皆さんは、アミやスコップを使ってハゼやカニ、巻貝の仲間などを採集し、小さな生き物の様子をじっくり観察していました。

ワカメの遊走子付け作業を実施

 4月21日にワカメの遊走子付け作業を行いました。

前日に採取しておいたメカブ(成実葉)を、予め乾燥させて、殺菌した海水に浸して遊走子を放出させました。

写真は放出させた遊走子を種糸に付着させているところです。

海辺の教室5月分の開催案内を公開

4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。

4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。

教室では、魚のからだの部分やその役割について学習した後、メバルという魚を使って実際に魚のからだを観察しました。まずは、魚の鼻やヒレの形などを観察し、ハサミを使って内臓の観察も行いました。クロダイのウロコとメバルの耳石を用いて年齢を調べました。今回使ったメバルの年齢は3歳から4歳、クロダイの年齢は4歳から5歳だったようです。
観察をした魚は煮付けにして食べました。参加者の方からは、「食育にもつながり良い経験になった」と好評でした。耳石の観察は虫メガネでも簡単に調べることができますので、ご家庭で魚を食べる時は、是非挑戦してみてください。
写真は今回取り出したメバルの耳石です。

太田川にアユが放流されました


4月7日(火)、当センターで種苗生産し、その後、太田川漁協で中間育成された約10㎝のアユが太田川へ放流されました。同漁協では5月までに約90万尾のアユを放流する予定です。

アユ釣りは6月1日から順次解禁(詳細は太田川漁協のHPに掲載されています)となり、その頃には全長17~18センチの成長が見込まれています。

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

 3月の海辺の教室のテーマは、「魚のおろし方」でした。

包丁の持ち方などについて説明したあと、アジの三枚おろしに挑戦しました。皆さん初めての三枚おろしということでしたが、思い切りよく包丁を動かしていました。おろしたアジは、自分たちで衣を付けてアジフライと骨せんべいにして試食してもらいました

自分でおろした魚を食べれば、今までよりもっと魚が好きになると思います。初めから上手にはできませんが、是非挑戦してみてください。

第25回広島市水産まつりが開催されました。

2月22日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第25回広島市水産まつりが開催されました。開催日当日は、あいにくの雨となりましたが、約10,000人の来場があり、会場は賑わいました。

会場では、広島かき、活魚、ナマコ、生ノリ、生ワカメなどの新鮮な水産物が販売され、どの販売ブースも大変好評でした。また、カキの鉄板焼きやカキ入りおやきなどのカキ料理、黒鯛の味噌汁や大河鍋(ノリ汁)などの漁業者自慢の料理が販売され、雨にもかかわらず、長い行列ができる程好評でした。

2月の海辺の教室のテーマは「海の植物」でした。

海の植物
2月の海辺の教室のテーマは、「海の植物」でした。

海藻と海草の違いや広島市内で行われているワカメ養殖などについて学習したあと、養殖ワカメの観察や海藻押し葉づくりを行いました。最後は、生ワカメを使ったワカメごはんと収穫したてのワカメをしゃぶしゃぶで試食してもらいました。

参加者の方はからは、五感を使って学習することができたと大変好評でした。

マコガレイの生産中です

マコガレイがふ化して約30日が経過しました。
これまでは海水中にただよっていましたが、変態を終えて、現在は水槽の底でじっと餌を待っています。

写真のようにほぼ親と同じような姿になりましたが、とても小さく全長約1センチです。
体はガラスのように透明で、お腹の中に餌が入っているのも確認できます。

いのくち生ワカメオーナーの刈り取り体験が行われています。


井口漁業協同組合では、養殖したワカメの刈り取り体験を通じて、地産池消や食育につなげるオーナー制度の取り組みを行っています。

昨年12月に種糸の巻きつけを行ったワカメは、50cmほどまで生長しており、1月下旬からオーナーによる刈り取りが行われています。参加された方は、養殖していたロープからハサミや包丁を使ってワカメを刈り取っていました。

アユの引き渡しを行っています

アユの引き渡しの様子

0.5g以上に成長したアユ種苗を1月15日(木)から広島市へ引き渡しています。

1月29日(木)までに70万尾を引き渡し、その後、アユ種苗は太田川漁協で中間育成されます。

1月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

1月の海辺の教室のテーマは、「チリメンモンスター」でした。

チリメンジャコの原料を獲るシラス漁(カタクチイワシの稚魚を獲る漁)などについて学習したあと、チリメンモンスター探しを行いまし た。魚の稚魚やエビ・カニの赤ちゃんなど、普段見ることができない海の中の小さな生き物をたくさん観察して、海の豊かさを感じてもらうことができました。

※ チリメンモンスターは、きしわだ自然資料館で始められた体験です。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。


 12月の海辺の教室のテーマは、「カキ養殖」でした。

 これから旬を迎える特産のカキを取り上げ、養殖方法の学習や夏場に広島湾で見られるカキの幼生の顕微鏡観察、カキ打ち体験などを行いました。最後は、一押しレシピとして、カキの天ぷらが入った年越しそばを試食してもらいました。

 カキはこれから春先にかけて身が太り、益々美味しくなりますので、色々な料理で皆さんもたくさん食べてくださいね。
 詳しくはこちらをご覧ください。

 これまでのトピック集

11月16日(日)にわくわく!漁業体験を開催しました。


11月16日(日)に広島市水産振興センターにおいて、わくわく!漁業体験を開催しました。昨年まで行っていた漁業フェスティバルを体験中心のイベントにリニューアルして行った記念すべき第1回目の開催には、500名の方に御来場いただき、広島市の水産業などについて楽しく学んでいただきました。

10月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:オニオコゼ」でした。


10月の海辺の教室のテーマは、「育てる漁業:オニオコゼ」でした。

今年度は、水産振興センターで育てているオニオコゼを例にとりながら、稚魚を育てて海に放流する「育てる漁業」についての学習し、稚魚の放流体験やオニオコゼの味噌汁の試食などを行いました 見た目はとてもグロテスクな魚ですが、淡泊な白身は様々な料理方法で味わえる美味しい魚です。水産振興センターで放流を開始して以来、漁獲量も少しずつ増えてきていますので、お店で見かけたら是非一度味わってみてください。11月16日に当センターで開催する「わくわく!漁業体験」でも、味噌汁の試食を行う予定です。

9月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。


9月の海辺の教室のテーマは、「海辺のいきもの」でした。

今回は、八幡川河口の干潟で生物採集を行い、採集した生物の種類を図鑑などを使って調べました。

当日は天候にも恵まれ、参加者の皆さんは、アミやスコップを使ってハゼやカニ、巻貝の仲間などを採集し、小さな生物の様子をじっくり観察していました。

9月16日に白島小学校がオニオコゼの放流体験を行いました。


施設見学に来場した白島小学校が、水産振興センターで育てているオニオコゼの稚魚の放流体験を行いました。

この日は、カキ養殖の学習や魚の稚魚などを育てる種苗生産施設を見学し、今年5月に卵からふ化して育てていたオニオコゼの稚魚約300尾を放流しました。

生徒さんたちは、「大きくなあれ!」と元気よく声をかけながら、稚魚を海へ放流していました。

8月の海辺の教室のテーマは「シジミ漁業」でした。


8月の海辺の教室のテーマは、「シジミ漁業」でした。

教室では、広島市を流れる太田川で行われているシジミ漁業やシジミの生態などを学習した後、水産振興センターで取り組んでいるシジミの種苗生産の見学やジョレンと呼ばれる漁具の体験を行いました。

教室の最後には、大粒の太田川シジミをたっぷり使った美味しい味噌汁も味わってもらい、参加者の皆さんに広島市の川の恵みを堪能してもいました。

夏休み限定!「さがして、こたえて展示室クイズラリー」を開催しています。

広島市水産振興センターでは、今年も夏休み特別企画として、展示室クイズラリーを開催しています。
小さいお子様から大人まで、どなたでもご参加いただけます。参加された方には、先着200名様に参加賞も進呈しています。この機会に、是非ご来場ください。

(1)期間 平成26年8月1日(金)~8月29日(金)

(2)場所 広島市水産振興センター

7月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。


7月の海辺の教室のテーマは、「プランクトン」でした。

教室では、水中を漂うプランクトンやプランクトンが集まって形成される赤潮などについて学び、港で実際にプランクトンネットを使って採集を行いました。採集したプランクトンは、教室に持ち帰り、顕微鏡で観察してスケッチしました。

参加者の皆さんは、普段何気なく眺めている水の中にも、小さなプランクトンがたくさんいることを知り、とても驚いた様子でした。

写真は、ヤコウチュウと呼ばれるプランクトンです。

オニオコゼ稚魚を生産中

現在、オニオコゼの稚魚を生産中です。

浮遊期が終わり、水槽の底でじっとしています。餌を与えると口をあけ、吸い込むように飲み込みます。

現在、大きさは2~3センチですが、4センチまで成長させて広島市へ引き渡します。

その後、広島湾へ放流される予定です。

カキの採苗調査を行っています。


夏場の広島湾では、カキ養殖にとって最も重要とされるカキの種苗を獲る「採苗」という作業が盛んに行われます。
広島市水産振興センターでは、カキ養殖業者が効率的に採苗を行い、良質な種苗を確保できるように、漁場ごとの幼生の分布やカキの付着状況などを日々調査し、情報提供しています。採苗作業は、例年、6月から8月頃まで行われ、採苗した種苗は、その後、抑制棚へ移され、数か月から1年程度経過したものを竹製のいかだに吊るし、養殖が行われます。

写真は、カキの付着状況を調査している様子です。

ガザミ(ワタリガニ)の種苗生産中です

ガザミのゾエア幼生
現在、ガザミの種苗生産を行っています。

写真はガザミのゾエア幼生です。稚ガニ(1令)になると水槽から取り上げて、大きな水槽へ移し、中間育成を行います。

稚ガニ(3令)まで飼育後、広島市へ引き渡します。計画数量は稚ガニ3令、20万尾です。

6月の海辺の教室は「メダカの観察」でした。


6月の海辺の教室のテーマは、「メダカの観察」でした。

教室では、オスとメスの見分け方や飼育方法を学び、水草に産み付けられた卵探しや顕微鏡観察を行いました。また、水産振興センターで育てているガザミの卵の顕微鏡観察も行いました。

メダカの飼育は、どなたにでも簡単に始められますので、いきもの飼育の入門として是非チャレンジしてみてください。
写真は、ふ化間近のメダカの卵です。

「うみべのおはなし会」を開催しました。

5月28日(水)に、小さなお子様を対象にした「うみべのおはなし会」を開催しました。

おはなし会では、水産振興センターにちなんだお魚の絵本の読み聞かせや手遊び、ラミネートした魚の写真を使った魚釣りなどを行いました。

おはなし会は、今後も開催する予定ですので、次回も楽しみにしていてください。

5月の海辺の教室は「魚の飼育」でした。

5月の海辺の教室のテーマは、「魚の飼育」でした。

教室では、海や川で魚を採集するポイントや採集した魚の飼育方法について学習した後、実際に砂や海藻をレイアウトして海水魚水槽の設置体験を行い、本館入口に展示しました。

これから季節は、海や川に出かける機会が増えると思いますので、皆さんも採集や飼育に一度チャレンジしてみてください。

4月の海辺の教室は「魚のからだと年齢」でした。

4月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだと年齢」でした。
教室では、魚のからだの部分やその役割について学習した後、カサゴという魚を使って実際に魚のからだを観察しました。まずは、口を大きく開けてみたり、ヒレを伸ばしたりしてみた後に、はさみを使って内臓の観察も行いました。
観察を終えた魚は煮つけにして耳石を取り出し、年齢調査を行いました。今回使ったカサゴの年齢は、4歳から5歳だったようです。普段何気なく食べている魚ですが、手に取りながらじっくり観察することができて、良い経験になったようです。

写真は今回取り出したカサゴの耳石です。

3月の海辺の教室のテーマは、「魚のおろし方」でした。

3月の海辺の教室のテーマは、「魚のおろし方」でした。

魚のおろし方のポイントや包丁の部位、持ち方等を学習した後、実際に「マアジ」と「カタクチイワシ」を使って、三枚おろしに挑戦しました。

まずは、「マアジ」を包丁で三枚におろしました。今までに、包丁を使ったことはあるけど、魚をおろすのは始めてという参加者の方も多く、最初はぎこちない手つきでしたが、すぐに上達し、上手に三枚おろしにすることができました。

次に、「カタクチイワシ」をスプーンと荷造りテープで三枚におろしました。包丁を使わなくても、簡単に三枚おろしにすることができ、皆さん驚いていました。

最後に、三枚におろしたマアジを唐揚げと骨せんべいにして試食しました。自分で三枚におろした魚で作った料理は、美味しさも倍増です。

一度コツをつかめば、家でも簡単に魚をおろすことができます。今回は、2種類の魚を使用しましたが、他の魚でも是非試してみてください。

3月9日(日)に広島かき子ども体験隊を実施しました。


3月9日(日)に当センターと広島市かき養殖連絡協議会との共催で、広島かき子ども体験隊の収穫作業見学とカキ打ち体験を行いました。今回収穫したカキは、昨年9月に同体験隊が通し替えを行ったもので、わずか半年で立派なカキに成長していました。

今回の体験では、たくさんのカキを収穫することができ、最後に、1組200個以上のカキを持ち帰ってもらうことができました。

第24回広島市水産まつりが開催されました。

2月23日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第24回広島市水産まつりが開催され、たくさんの来場者でにぎわいました。
会場では、広島かき、活魚、ナマコ、生ノリ、生ワカメなどの新鮮な水産物、カキの鉄板焼きやカキ入りおやきなどのカキ料理、黒鯛の味噌汁や大河鍋(のり汁)などの漁業者自慢の料理が販売され、昼頃には全て完売する盛況ぶりでした。

マコガレイの選別を実施

 25日(火)、マコガレイの選別を行いました。
ふ化してから40日が経過し、水槽の中がマコガレイの稚魚で過密になってきました。そこで水槽から稚魚を取り上げ、網イケスの中に入れておきます。小さい稚魚は網イケスの外に逃げ、中に残った大きい稚魚を水槽へ戻します。
約18万尾を4水槽に収容して、選別を終えました。

現在、大きさは13~15mmです。4~5月には30mm以上に成長し、広島市へ引渡した後で広島湾に放流する予定です。

2月の海辺の教室のテーマは、「魚の年齢」でした。

魚のウロコや魚の頭の中にある「耳石」と呼ばれる骨から魚の年齢を調べる方法について学習した後、実際にメバルを使って、年齢調査を行いました。耳石の調査では、メバルの耳石がとても小さく、皆さん見つけ出すのに苦戦していましたが、夢中になって作業していました。参加者の方からは、「魚の年齢を知ることで、普段何気なく食べている魚が何年もかけて成長していることがわかり、命の大切さを実感することができた。」という感想をいただきました。
ウロコや耳石の形と大きさは、魚の種類によって異なっているので、いろいろな魚を使って観察するととても面白いです。ウロコや耳石の観察は、虫メガネを使えば、ご家庭でも簡単に行うことができるので、是非挑戦してみてください。

1月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだ」でした。

 1月の海辺の教室のテーマは、「魚のからだ」でした。

魚の体に関する講義を行なった後、皆さんが一度は口にしたことがあり、馴染みのある「アジ」を使って、体の構造を観察しました。はじめは、魚の匂いや感触に抵抗があった参加者の方もいらっしゃいましたが、アジのヒレや内臓を観察していくうちに、皆さん夢中になって作業していました。

観察の後は、アジのつみれ汁と観察に使用したアジを焼魚にして試食してもらいました。参加者の方からは、「観察を通じて、アジに親しみが湧いたことにより、いつもより美味しくアジを食べることができた」と好評でした。

鈴峯女子短期大学の学生がカキ料理レシピを考案しました。

鈴峯女子短期大学では、広島市内のカキ養殖業者とその後継者からなる「広島市かき養殖連絡協議会」との共同で、カキ料理レシピを考案しました。

この取組は、同世代の若者に広島の特産物であるカキをもっと知ってもらい、カキの消費拡大を図るために行われたもので、完成したレシピは、広島市内のスーパーや公民館などで配布されています。