当センターでは、広島市域の水産業の振興を図るため、漁場環境等の調査を行い漁業者に情報提供や指導・助言をするほか、魚介類の稚魚等の生産や、魚と漁業の資料展示室で市民に広島市の水産業を紹介する仕事を行っています。

トピックス・新着情報

12月の海辺の教室のテーマは、「カキ養殖」でした。

12月の海辺の教室のテーマは、「カキ養殖」でした。

カキ養殖の歴史や養殖方法などについて学習した後、実際に、カキ打ち体験を行いました。

はじめは、使い慣れない道具に大苦戦していましたが、何個もカキを打つうちに、皆さん上達し、中には、プロの打ち娘さんに負けないくらい、上手にカキを打つことができるようになった方もいらっしゃいました。

カキ打ち体験の後は、カキの茹で汁で作った味噌汁とカキ入り茶漬けの試食を行い、参加者の皆さんには、「カキの風味がしっかりとしていて、とても美味しい」と好評でした。

11月17日(日)に漁業フェスティバルを開催しました。

今年で17回目となる恒例の漁業フェスティバルを開催しました。

開催日当日は、お昼から小雨の降る寒い日でしたが、たくさんの方にご来場いただきました。

カキ養殖漁場見学クルーズなどの体験コーナーや人気のピチピチおさかな市場コーナーなど、広島の水産業を体感できる魅力あふれるコーナーが用意され、大変好評でした。

10月の海辺の教室のテーマは「魚の飼育」でした。

10月の海辺の教室は、今年度から新たに加わった新テーマ「魚の飼育」でした。

魚の飼育方法や飼育用の魚の採集方法などについて学習した後、グループに分かれて、予め職員が川で採集した魚を使用して水槽の設置作業を行いました。 参加者の皆さんは、グループで話し合い、石や水草などのレイアウトを考え、試行錯誤しながら、自分たちのオリジナルの水槽を設置していました。

なお、今回の海辺の教室で設置した水槽は、本館入口に展示していますので、是非ご来館ください。

アユの種苗生産がはじまりました。

10月11日(金)と13日(日)にアユの採卵を行いました。
写真はふ化直前のアユの卵です。
まもなく、卵からアユがふ化して、生産が始まります。

幼児向けプログラム「海辺の幼稚園」を開催しました。

 

 

 10月12日(土)、当センターにおいて、鈴峯女子短期大学とのコラボ企画として、幼児向けプログラム「海辺の幼稚園」を開催しました。
 開催日当日は、保育学科の生徒さんが主体となって企画・運営を行なったということもあり、タッチングプール、金魚すくい、ペットボトルシャワー体験及びシャワー通路体験など幼児向けに工夫された色々なコーナーが用意されました。
 中でも、タッチングプールや金魚すくいのコーナーでは、実際に生き物と触れ合えるということで大変好評でした。

図書コーナーのご案内


魚と漁業の資料展示室には、魚や海、漁業などに関する図書を置いた「図書コーナー」があります。

静かな資料展示室の中で、魚をながめながらゆっくり読書を楽しんではいかがでしょうか。

9月の海辺の教室のテーマは「シジミ漁業」でした。

9月の海辺の教室は、「シジミ漁業」をテーマに開催しました。広島市内を流れる太田川に生息するヤマトシジミの生態やシジミ漁業について学習し、水産振興センターで昨年度から実施しているシジミの種苗生産技術開発試験の様子を見学しました。また、冷凍シジミと生シジミで作った味噌汁の味比べや試食、シジミ漁に使用する「ジョレン」と呼ばれる漁具の体験、砂の中からシジミの赤ちゃんを探す体験などを行いました。

平成25年度「広島かき子ども体験隊」を実施しました。

9月8日(日)に、今年で6回目となる「広島かき子ども体験隊」を実施しました。
開催日は、心配された天候も回復し、無事体験隊の活動を実施することができました。
体験の内容は、カキ養殖の学習会やカキの赤ちゃんが付いたホタテの殻を針金に通す通し替え体験、養殖いかだでの垂下作業の見学を行いました。

8月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。

8月の海辺の教室は、「海辺のいきもの」をテーマに開催しました。潮の満ち引きや干潟の役割について学習するとともに、水産振興センターの前にある八幡川河口の干潟で生物採集を行いました。
干潟探索の際は、天気も良く、強い日差しの中での活動となりましたが、参加者の皆さんは夢中になって生き物を採集していました。干潟探索を通して色々な生き物と触れ合い、干潟の重要性を学習することができました。

夏休み限定!「さがして、こたえて展示室クイズラリー」を開催中

広島市水産振興センターでは、夏休み期間を利用して、展示室クイズラリーを開催しています。
小さいお子様から大人まで、どなたでもご参加いただけます。また、参加していただいた方、先着150名様に粗品を進呈します。

(1)期間 平成25年8月1日(木)~8月30日(金)
(2)場所 広島市水産振興センター

7月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

7月の海辺の教室は、巷で大人気の「チリメンモンスター(略して「チリモン」)」をテーマに開催しました。
シラス漁やチリメンジャコの製造工程などについて学習した後、チリモン探しや観察を行いました。見つけたチリモンは、種類を調べて、画用紙に張り付け、オリジナルのチリモンカードにしたり、寒天ゼリーを使った標本にして持ち帰りました。

チリモンを通じて、海の中にはたくさんのいきものが住んでいることや海のいきものの大切さを学習することができました。

マコガレイの放流体験を行いました。

7月10日(水)に広島市立大町小学校の3年生の皆さんがマコガレイの放流体験を行いました。
放流した約1000尾のマコガレイは、水産振興センターで今年1月に卵からふ化させ、体長約5cmまで育てたものです。
児童の皆さんは、「元気に大きく育ってね」とマコガレイの赤ちゃんに声をかけ、海に放流していました。

6月の海辺の教室のテーマは「メダカの観察」でした。

メダカのオスとメスの判別方法や卵の発生について学習した後、メダカの卵を顕微鏡を使って観察しました。
観察した卵の中には、孵化直前のものもあり、心臓の動きや血液の流れを見ることができました。
小さな卵の中で、一生懸命生きているメダカの赤ちゃんを観察することで、命の大切さを学ぶことができました。

オニオコゼが産卵を開始しました


5月中旬からオニオコゼが定期的に産卵を始めました。
オニオコゼの卵は約2日間でふ化します。しばらくの間、ふ化した赤ちゃんはお腹の卵黄から栄養を吸収します。
写真はお腹側から卵黄を撮影しました。

5月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

プランクトンの種類やプランクトンの大量発生によって引き起こされる赤潮等について学習した後、実際に港でプランクトンを採取し、顕微鏡を使って観察しました。当日は天候が悪く、小雨が降っていましたが、参加者全員が上手にプランクトンを採取し、観察することができました。写真は、顕微鏡でプランクトンのスケッチをしている様子です。

マコガレイを放流しました

 4月30日に全長30mm以上のマコガレイの稚魚6.4万尾を広島市に引渡しました。その後、漁業者によって市内の河口域や干潟へ放流されました。
 5月中旬には約4万尾のマコガレイの稚魚を放流する予定です。

 マコガレイは放流効果が高く、漁業者から大変喜ばれています。とても美味しい魚ですので、広島産のマコガレイを見つけたらぜひ食べてみて下さいね。

ワカメの種苗生産が始まりました

12日、ワカメの遊走子付け作業を行いました。
写真はワカメの成実葉(メカブ)から遊走子を放出させているところです。

種糸への遊走子付け作業の様子はこちらをご覧ください。

今後、11月頃の海面中間育成まで、ワカメの種糸はセンターの陸上水槽で照度や水質の管理を行っていきます。

世界最小のイカの仲間、「ヒメイカ」を展示しています。


水産振興センターに世界最小のイカの仲間、「ヒメイカ」がやってきました。

このヒメイカは、似島で採集したもので、体長はわずか2~3cmしかありませんが、これでも立派なおとなのイカです。

かわいい小さなイカは、センターの入口で展示していますので、是非見に来てください。

アイナメの種苗を放流しました

アイナメ種苗の放流の様子

4月10日(水)、技術開発試験で生産したアイナメの種苗2,600尾を放流しました。

アイナメは広島市において重要な水産資源であり、漁業者からの種苗放流の要望も高いことから、平成23年度より種苗生産の技術開発試験に取り組んでいます。

このたび、2年間の技術開発試験を経て、種苗を安定的に生産する技術を開発しました。今年度から事業化し、本格的に生産する予定です。

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

今回の海辺の教室は、丸ごとの魚を三枚におろす「魚のおろし方」をテーマに開催しました。

包丁の扱い方や手順を説明して、アジの三枚おろしに挑戦しました。パック入りの切り身や刺身は手軽に食べられてとても便利ですが、丸ごとの魚をおろすことで、内臓や骨がどのようになっているかが分かり、魚を美味しく、上手に食べられるようになります。

上達するコツは、思い切って包丁を動かしていくことです。お子様だけでなく、大人も一緒になってご自宅で挑戦してみてください。

3月10日(日)に広島かきこども体験隊を実施しました。


昨年9月9日に通し替え、本垂下を行ったカキを収穫し、作業場の見学やカキ打ち体験を行いました。

当日は強風のため、残念ながらカキ筏からの収穫作業の見学は中止になりましたが、6ヶ月経って立派に育ったカキを見て、みんな驚いていました。

第23回広島市水産まつりが開催されました。

2月24日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第23回広島市水産まつりが開催され、約17,000人の来場者でにぎわいました。。

会場では、生カキや活魚の販売はもちろん、似島の漁師が獲ったナマコや金輪島周辺で養殖される生ノリ、井口の生ワカメの販売、その他カキを使った料理など、どれも大人気で昼頃には全て完売する盛況ぶりでした。

また、鈴峯女子短期大学の学生が考案したカキ料理のレシピの紹介・試食も行われました。

写真は獲れたて新鮮な魚などが並んだ活魚コーナーの様子です。

鈴峯女子短期大学でカキ料理レシピの完成発表・試食会が行われました。


鈴峯女子短期大学の学生が考案したカキ料理レシピの完成発表・試食会が、2月23日(土)に関係者を集めて同大学で行われました。

会では、学生が考案したレシピをスライドで説明し、「カキのドリア」と「カキ入りたこ?焼き」の試食が行われました。

2月の海辺の教室のテーマは「魚の年齢」でした。

今回は、ウロコや耳石から年齢を調べる「魚の年齢」をテーマに開催しました。

魚のからだの特徴や耳石などから年齢を調べる方法を学習した後、メバルとシログチのからだをじっくり観察しました。耳石探しでは、煮付けにした魚を試食しながら慎重に魚の頭から耳石を取り出して、年齢を調べたところ、メバルは4歳、シログチは2歳半ぐらいでした。

耳石は、種類によって大きさや形が異なり、魚を食べながら宝探しをするような楽しみがあります。皆さんも家で魚を食べるときは是非挑戦してみてください。

写真は年齢を調べたシログチ(約25cm)と取り出した耳石(約1.5cm)です。

太田川放水路へアユを放流しました。


水産振興センターでは、1月上旬から2月上旬にかけて、アユ種苗70万尾を太田川漁業協同組合へ出荷しました。

今年度は、広島市の新たな取組みとして、出荷を終えた残りの種苗約15万尾を2月18日に太田川放水路へ放流しました。

太田川放水路は、川と海の水が混ざる汽水域で、波や潮流が穏やかなこともあり、アユの稚魚の生息場所として好ましい環境です。今回放流したアユが春から遡上(そじょう)し、太田川のアユ資源が増えることが期待されています。

2月24日(日)に第23回広島市水産まつりが開催されます。


毎年恒例の広島市水産まつりが開催されます。

当日は、特産の広島かきやクロダイ、アナゴなどの地魚の販売をはじめ、生ノリをたっぷり使った大河鍋の無料試食やカキ料理などの販売が行われます。

また、鈴峯女子短期大学の学生が考案したカキ料理のレシピの紹介も行われます。

ご家族そろって是非お越しください。

鈴峯女子短期大学の学生がカキ料理レシピを考案しました。

 
 鈴峯女子短期大学では、広島市内のカキ養殖業者とその後継者からなる「広島市かき養殖連絡協議会」との共同で、カキ料理レシピを考案しました。

 この取組は、同世代の若者に広島の食文化の代表であるカキをもっと知ってもらい、カキの消費拡大を図るために行われたもので、完成したレシピは1月下旬から近隣のスーパーなどで配布されています。

 レシピはこちらをご覧ください。

 これまでのトピック集

 1月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。

今回は、海辺の教室で大人気の「チリメンモンスター(略して「チリモン」)」をテーマに開催しました。

広島湾でも行われているシラス漁やチリメンジャコの製造工程などについて学習した後、チリモン探しや観察を行いました。見つけたチリモンは、種類を調べて、画用紙に張り付けたり、しおりや寒天ゼリーにして記念に持ち帰りました。海の中には、たくさんの種類のいきものがいて、お互いを支え合っているんですね。チリモンを通して、海のいきものの大切さがよく分かりました。

12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。

今回の海辺の教室は、広島の水産業を代表する「カキ養殖」をテーマに開催しました。

カキの生態や養殖の歴史、養殖方法などを学習した後は、カキを殻からはずしてむき身にする「カキ打ち」を体験しました。これからの季節、カキはますます美味しくなりますので、みなさん栄養満点のカキをたくさん食べてくださいね。

井口漁業協同組合がいのくち生わかめオーナーの種付け体験を行いました。


12月1日、2日に井口漁業協同組合が養殖ワカメのオーナーを対象に種付け体験を行いました。

オーナー制は、消費者と生産者の「顔の見える漁業」を目指そうと昨年から始められた取り組みで、養殖したワカメをオーナーが収穫できる制度です。

2月頃には柔らかい生ワカメがたくさん収穫できますので、興味のある方は組合へお問い合わせください。

11月18日(日)に漁業フェスティバルを開催しました。


今年で15回目となる恒例の漁業フェスティバルを開催しました。

カキ漁場見学クルーズなどの体験コーナーや人気のぴちぴちお魚市場コーナーなど、今年もたくさんの方にご来場いただきました。

写真は、たくさんのお客さんでにぎわう活魚コーナーです。

11月18日(日)に漁業フェスティバルを開催します。


今年で15回目となる恒例の漁業フェスティバルを開催します。

とれたて新鮮なカキや活魚などを販売するコーナーや刺網漁業でとれた魚を網からはずす体験、カキ打ち体験及びカキ漁場見学クルーズ(11月2日申込開始)などがあります。

広島市の水産業を満喫できる楽しいイベントになっていますので、ご家族そろってお越しください。 

 

10月の海辺の教室のテーマは「魚のからだ」でした。

今回の海辺の教室は、普段食べている魚のからだの仕組について学習する「魚のからだ」を開催しました。

講義では、魚の特徴や各部位の役割などについて学習しました。実習では、アジとアユを使って、口やヒレの構造、内臓の機能などについて魚をさわりながら学習しました。

実習に使った魚は、塩焼きにして皆で美味しくいただきました。

9月の海辺の教室のテーマは「海の珍味を食べよう」でした。

今回は、「海の珍味を食べよう」と題して、普段あまり食べることのない海のいきものの観察や試食を行いました。

色々な形の巻貝や亀の手に似た「カメノテ」、他にも海のいきものの中には食べることができるものがたくさんいます。見た目はグロテスクですが、それぞれ独特のうま味があって、みんな珍味のとりこになったようでした。

写真は、つまようじを使って巻貝を食べている様子です。

広島かき子ども体験隊を実施しました。


9月11日(日)に、今年で5回目となる「広島かき子ども体験隊」を実施しました。

今年はこれまで以上に多くのご応募をいただき、その中から抽選で10組の方々が体験隊員として選ばれました。

体験では、カキ養殖の学習会やカキの赤ちゃんが付いたホタテの殻を針金に通す通し替え体験、養殖いかだでの垂下作業の見学を行いました。

今回いかだに垂下したカキは、来年3月に収穫する予定です。

オニオコゼの種苗放流

9月10日(月)、オニオコゼ種苗1万尾を漁業者の協力のもと広島湾に放流しました。

オニオコゼの稚魚は、海の底を目指し元気に泳いでいきました。

これから広島湾で成長し、2~3年後には漁獲されます。

放流後の調査のため、オニオコゼ種苗の半数に標識を付けています。

9月下旬にはさらに約2万尾のオニオコゼ種苗を放流する予定です。

8月の海辺の教室のテーマは「シジミ漁業」でした。

広島市内を流れる太田川に生息するヤマトシジミの生態やシジミ漁業について学習しました。

今回は、水産振興センターで試験的に育てているシジミの赤ちゃんの見学や恒例の冷凍シジミと生シジミを使った味噌汁の味比べ、そして、太田川の砂から実際にシジミの赤ちゃんを探す体験などを行いました。

シジミの赤ちゃん誕生から漁師さんが獲ったシジミを食べるところまで、とても盛りだくさんの内容で、参加者の皆さんは太田川しじみの大ファンになったと思います。

モクズガニの生産が終わりました。

 5月からモクズガニの種苗生産を開始し、7月13日(金)までに合計43.1万尾を生産しました。

生産したモクズガニ種苗は広島市に引き渡し、太田川漁協へ出荷されました。

今年度のモクズガニ種苗生産は終了しましたが、ガザミ、オニオコゼ、ワカメを飼育管理しています。

7月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。

今回の海辺の教室は、水中のいきものたちを支えるプランクトンについて学習しました。プランクトンは、自分ではほとんど泳がずに水の中を漂っているいきものを指し、その種類はとても豊富です。水の中で生活する魚や貝、大きなものではクジラまでがこのプランクトンをエサにしていて、食物連鎖を支えています。

今回は、ネットを使って自分たちでプランクトンを集めて顕微鏡で観察しました。小さないきものですが、海の中ではとても重要な役割を果たしていることを学びました。

オニオコゼの生産を開始

オニオコゼの卵
オニオコゼが6月15日に産卵し、翌日2.8万尾がふ化しました。

写真はオニオコゼの卵です。現在、12.4万尾のふ化仔魚を飼育中です。計画数量は全長40mm、4.0万尾です。

6月の海辺の教室のテーマは「メダカの育て方」でした。

今回の海辺の教室は、身近なメダカを使って卵の観察や顕微鏡の使い方などを学習しました。

誰でも一度は見たことがあるメダカですが、実は野生のメダカはとても少なく、絶滅の危険があるとされています。メダカが自然に住めるような環境を残していきたいですね。

写真は、今回観察したメダカの卵です。

モクズガニを生産中です

モクズガニの種苗 5月31日に10万尾、6月4日に15.9万尾のモクズガニ種苗を広島市へ引渡しました。

引渡された種苗は太田川漁業協同組合により太田川中流域に放流されました。

合計40万尾のモクズガニ種苗を生産する予定で、現在も飼育を行っています。

5月の海辺の教室のテーマは「海辺のいきもの」でした。

今回の海辺の教室は、産振興センターの前にある八幡川河口の干潟で生物採集などを行い、潮の満ち引きや干潟の役割について学習しました。普段接することが少ない干潟に、たくさんの生物が生息していることが分かり参加者の皆さんは驚いていました。網とバケツを持って、一度干潟に降りて遊んでみるのもいいですね。

さて、今回はどんないきものが採れたかな。

アイナメの種苗生産技術開発試験

  広島市水産振興センターでは昨年度からアイナメ種苗生産の技術開発試験を行っています。安定して種苗を飼育するために、採卵のタイミングや卵管理方法、ふ化仔魚の管理、病気対策など様々な飼育のポイントを研究しています。

右の写真は約60mmまで飼育した種苗です。将来的には10,000尾の種苗を安定して生産できるよう職員一同、頑張っています。

マコガレイの稚魚を放流(1回目)

マコガレイ放流の新聞記事

4月27日に3.3万尾のマコガレイの稚魚を広島市へ引き渡し、その後、井口漁協と仁保漁協の組合員の協力のもと、八幡川河口と金輪島地先に放流しました。

当日は中国新聞の取材があり、翌日の新聞に放流の様子が掲載されました。

5月中旬には2回目のマコガレイの放流を予定しています。

マコガレイの稚魚を放流します

マコガレイの稚魚
4月27日にマコガレイの稚魚を約3万尾、広島市へ引渡します。1月4日に人工授精を行ってから約4ヵ月、大事に育ててきました。引渡し後は、河口域や干潟へ放流する予定です。

マコガレイの稚魚は放流した海域での定着性が強く、広島湾での放流効果も高いことがわかってきました。また、高級魚であり漁業者から放流の要望が高い魚種です。

5月中に残り約7万尾の稚魚を引渡し、合計約10万尾を広島湾に放流します。

4月の海辺の教室のテーマは「育てる漁業:マコガレイ」でした。

今回は、水産振興センターで行っている水産動植物の種苗生産や稚魚の放流効果などについて学習しました。体験では、スズキの親魚へのエサやりや稚魚の見学を行い、最後にマコガレイの稚魚を放流しました。

3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。

魚のおろし方  今回の海辺の教室は、「魚のおろし方」をテーマに開催し、アジとコイワシ(カタクチイワシ)の三枚おろしに挑戦しました。ほとんどの参加者が、三枚おろしに挑戦するのは初めてでしたが、思い切りよく上手におろせていました。最後は、三枚におろしたアジを使ったアジのなめろうと骨せんべいを試食しました。

広島かき子ども体験隊の収穫作業見学などを行いました。

広島かき子ども体験隊 3月11日(日)に当センターと広島市かき養殖連絡協議会との共催で、広島かき子ども体験隊の収穫作業見学とカキ打ち体験を行いました。

今回収穫したカキは、昨年9月に体験隊がカキの赤ちゃんが付いたホタテ貝の殻を通し替えしたもので、わずか半年で立派なカキに成育していました。最後は、育ったカキを1組200個ずつ持ち帰りました。

カキ生産者による植林事業が行われます。

カキ生産者植林広島市内のカキ生産者でつくる「広島市かき養殖連絡協議会」では、3月18日(日)に広島市安佐南区沼田で植林事業を行います。

この事業は、かき養殖を支える「生きたきれいな水」が、太田川から広島湾へ豊かに供給され続けることを願い、平成7年から毎年行われています。

今回は、平成7年に第1回目の植林事業を行った場所で、当時植え付けたヒノキの枝打ち作業などを行います。

広島かき養殖連絡協議会についてはこちらをご覧ください。