平成24(2012)年度トピック集(新しいものから順に並んでいます)
平成25年3月25日
3月の海辺の教室のテーマは「魚のおろし方」でした。
今回の海辺の教室は、丸ごとの魚を三枚におろす「魚のおろし方」をテーマに開催しました。
包丁の扱い方や手順を説明して、アジの三枚おろしに挑戦しました。パック入りの切り身や刺身は手軽に食べられてとても便利ですが、丸ごとの魚をおろすことで、内臓や骨がどのようになっているかが分かり、魚を美味しく、上手に食べられるようになります。
上達するコツは、思い切って包丁を動かしていくことです。お子様だけでなく、大人も一緒になってご自宅で挑戦してみてください。
開催結果はこちらをご覧ください。
平成25年3月15日
3月10日(日)に広島かきこども体験隊を実施しました。
昨年9月9日に通し替え、本垂下を行ったカキを収穫し、作業場の見学やカキ打ち体験を行いました。
当日は強風のため、残念ながらカキ筏からの収穫作業の見学は中止になりましたが、6ヶ月経って立派に育ったカキを見て、みんな驚いていました。
当日の様子はこちらをご覧ください。
平成25年3月4日
第23回広島市水産まつりが開催されました。
2月24日(日)、広島市漁業振興協議会主催の第23回広島市水産まつりが開催され、約17,000人の来場者でにぎわいました。。
会場では、生カキや活魚の販売はもちろん、似島の漁師が獲ったナマコや金輪島周辺で養殖される生ノリ、井口の生ワカメの販売、その他カキを使った料理など、どれも大人気で昼頃には全て完売する盛況ぶりでした。
また、鈴峯女子短期大学の学生が考案したカキ料理のレシピの紹介・試食も行われました。
写真は獲れたて新鮮な魚などが並んだ活魚コーナーの様子です。
平成25年2月28日
鈴峯女子短期大学でカキ料理レシピの完成発表・試食会が行われました。
鈴峯女子短期大学の学生が考案したカキ料理レシピの完成発表・試食会が、2月23日(土)に関係者を集めて同大学で行われました。
会では、学生が考案したレシピをスライドで説明し、「カキのドリア」と「カキ入りたこ?焼き」の試食が行われました。
レシピはこちらをご覧ください。
平成25年2月25日
1月の海辺の教室のテーマは「魚の年齢」でした。
今回は、ウロコや耳石から年齢を調べる「魚の年齢」をテーマに開催しました。
魚のからだの特徴や耳石などから年齢を調べる方法を学習した後、メバルとシログチのからだをじっくり観察しました。耳石探しでは、煮付けにした魚を試食しながら慎重に魚の頭から耳石を取り出して、年齢を調べたところ、メバルは4歳、シログチは2歳半ぐらいでした。
耳石は、種類によって大きさや形が異なり、魚を食べながら宝探しをするような楽しみがあります。皆さんも家で魚を食べるときは是非挑戦してみてください。
写真は年齢を調べたシログチ(約25cm)と取り出した耳石(約1.5cm)です。
平成25年2月20日
太田川放水路へアユを放流しました。
水産振興センターでは、1月上旬から2月上旬にかけて、アユ種苗70万尾を太田川漁業協同組合へ出荷しました。
今年度は、広島市の新たな取組みとして、出荷を終えた残りの種苗約15万尾を2月18日に太田川放水路へ放流しました。
太田川放水路は、川と海の水が混ざる汽水域で、波や潮流が穏やかなこともあり、アユの稚魚の生息場所として好ましい環境です。今回放流したアユが春から遡上(そじょう)し、太田川のアユ資源が増えることが期待されています。
平成25年2月13日
毎年恒例の広島市水産まつりが開催されます。
当日は、特産の広島かきやクロダイ、アナゴなどの地魚の販売をはじめ、生ノリをたっぷり使った大河鍋の無料試食やカキ料理などの販売が行われます。
また、鈴峯女子短期大学の学生が考案したカキ料理のレシピの紹介も行われます。
ご家族そろって是非お越しください。
詳しい内容は、こちらです。
平成25年2月13日
鈴峯女子短期大学では、広島市内のカキ養殖業者とその後継者からなる「広島市かき養殖連絡協議会」との共同で、カキ料理レシピを考案しました。
この取組は、同世代の若者に広島の食文化の代表であるカキをもっと知ってもらい、カキの消費拡大を図るために行われたもので、完成したレシピは1月下旬から近隣のスーパーなどで配布されています。
レシピはこちらをご覧ください。
平成25年1月25日
12月の海辺の教室のテーマは「チリメンモンスター」でした。
今回は、海辺の教室で大人気の「チリメンモンスター(略して「チリモン」)」をテーマに開催しました。
広島湾でも行われているシラス漁やチリメンジャコの製造工程などについて学習した後、チリモン探しや観察を行いました。見つけたチリモンは、種類を調べて、画用紙に張り付けたり、しおりや寒天ゼリーにして記念に持ち帰りました。海の中には、たくさんの種類のいきものがいて、お互いを支え合っているんですね。チリモンを通して、海のいきものの大切さがよく分かりました。
平成24年12月19日
12月の海辺の教室のテーマは「カキ養殖」でした。
今回の海辺の教室は、広島の水産業を代表する「カキ養殖」をテーマに開催しました。
カキの生態や養殖の歴史、養殖方法などを学習した後は、カキを殻からはずしてむき身にする「カキ打ち」を体験しました。これからの季節、カキはますます美味しくなりますので、みなさん栄養満点のカキをたくさん食べてくださいね。
カキ養殖についてはこちらをご覧ください。
平成24年12月18日
ひろしま朝市感謝祭が開催されます。
毎週日曜日、午前8時15分から中区富士見町の平和大通り緑地帯で開催されているひろしま朝市では、12月23日(日)に恒例の感謝祭を開催します。
広島漁師の会では、12月から生がきの販売が始まっており、感謝祭では焼きがきの販売も行われます。もちろん新鮮な魚介類の販売もあります。年末の買い出しに是非お越しください。
画像をクリックするとチラシが拡大されます。
平成24年12月7日
井口漁業協同組合がいのくち生わかめオーナーの種付け体験を行いました。
12月1日、2日に井口漁業協同組合が養殖ワカメのオーナーを対象に種付け体験を行いました。
オーナー制は、消費者と生産者の「顔の見える漁業」を目指そうと昨年から始められた取り組みで、養殖したワカメをオーナーが収穫できる制度です。
2月頃には柔らかい生ワカメがたくさん収穫できますので、興味のある方は組合へお問い合わせください。
平成24年11月22日
11月18日(日)に漁業フェスティバルを開催しました。
今年で15回目となる恒例の漁業フェスティバルを開催しました。
カキ漁場見学クルーズなどの体験コーナーや人気のぴちぴちお魚市場コーナーなど、今年もたくさんの方にご来場いただきました。
写真は、たくさんのお客さんでにぎわう活魚コーナーです。
開催結果はこちらをご覧ください。
平成24年10月26日
11月18日(日)に漁業フェスティバルを開催します。
今年で15回目となる恒例の漁業フェスティバルを開催します。
とれたて新鮮なカキや活魚などを販売するコーナーや刺網漁業でとれた魚を網からはずす体験、カキ打ち体験及びカキ漁場見学クルーズ(11月2日申込開始)などがあります。
広島市の水産業を満喫できる楽しいイベントになっていますので、ご家族そろってお越しください。
詳しい内容はこちらです。
昨年の様子はこちらです。
チラシをクリックすると拡大されます。
一般公募する漁業体験コーナーは定員に達しました。
平成24年10月26日
10月の海辺の教室のテーマは「魚のからだ」でした。
今回の海辺の教室は、普段食べている魚のからだの仕組について学習する「魚のからだ」を開催しました。
講義では、魚の特徴や各部位の役割などについて学習しました。実習では、アジとアユを使って、口やヒレの構造、内臓の機能などについて魚をさわりながら学習しました。
実習に使った魚は、塩焼きにして皆で美味しくいただきました。
開催結果はこちらをご覧ください。
平成24年10月2日
市民講座「里山・里海としての瀬戸内海について」が開催されます。
瀬戸内海をテーマとした市民講座が10月13日(土)に広島県情報プラザで開催されます。
入場無料、参加申込は不要ですので、興味がある方は是非参加してみてください。
日時:平成24年10月13日(土)13:30〜16:30
場所:広島県情報プラザ 多目的ホール
定員:140名(定員に達し次第受付終了)
画像をクリックするとポスターが拡大されます。
平成24年10月2日
ひろしま朝市秋まつりが開催されます。
毎週日曜日、午前8時15分から中区富士見町の平和大通り緑地帯で開催されているひろしま朝市では、10月7日(日)に恒例の秋まつりを開催します。
広島漁師の会では、新鮮な水産物をはじめ、秋まつり特別メニューとしてワタリガニなどが入った海鮮汁と獲れたての魚を炭火で焼いた海鮮焼きが登場します。いずれも数量限定ですので、お早めにご来場ください。
画像をクリックするとチラシが拡大されます。
平成24年9月24日
9月の海辺の教室のテーマは「海の珍味を食べよう」でした。
今回は、「海の珍味を食べよう」と題して、普段あまり食べることのない海のいきものの観察や試食を行いました。
色々な形の巻貝や亀の手に似た「カメノテ」、他にも海のいきものの中には食べることができるものがたくさんいます。見た目はグロテスクですが、それぞれ独特のうま味があって、みんな珍味のとりこになったようでした。
開催結果は、こちらをご覧ください。
写真は、つまようじを使って巻貝を食べている様子です。
平成24年9月20日
広島かき子ども体験隊を実施しました。
9月11日(日)に、今年で5回目となる「広島かき子ども体験隊」を実施しました。
今年はこれまで以上に多くのご応募をいただき、その中から抽選で10組の方々が体験隊員として選ばれました。
体験では、カキ養殖の学習会やカキの赤ちゃんが付いたホタテの殻を針金に通す通し替え体験、養殖いかだでの垂下作業の見学を行いました。
今回いかだに垂下したカキは、来年3月に収穫する予定です。
詳しい実施内容はこちらをご覧ください。
平成24年9月18日
オニオコゼの種苗放流
9月10日(月)、オニオコゼ種苗1万尾を漁業者の協力のもと広島湾に放流しました。
オニオコゼの稚魚は、海の底を目指し元気に泳いでいきました。
これから広島湾で成長し、2〜3年後には漁獲されます。
放流後の調査のため、オニオコゼ種苗の半数に標識を付けています。
9月下旬にはさらに約2万尾のオニオコゼ種苗を放流する予定です。
平成24年8月24日
8月の海辺の教室のテーマは「シジミ漁業」でした。
広島市内を流れる太田川に生息するヤマトシジミの生態やシジミ漁業について学習しました。
今回は、水産振興センターで試験的に育てているシジミの赤ちゃんの見学や恒例の冷凍シジミと生シジミを使った味噌汁の味比べ、そして、太田川の砂から実際にシジミの赤ちゃんを探す体験などを行いました。
シジミの赤ちゃん誕生から漁師さんが獲ったシジミを食べるところまで、とても盛りだくさんの内容で、参加者の皆さんは太田川しじみの大ファンになったと思います。
開催結果はこちらをご覧ください。
平成24年8月15日
「広島かき子ども体験隊」の参加者を募集します。
かき養殖の一連の作業を体験できる「広島かき子ども体験隊」の参加者を募集します。
参加者の方は、来年3月に収穫するかきを1組200個(収穫状況によっては1組100個)まで持ち帰ることができるお得なイベントです。
応募締切は、8月29日(水)必着です。応募方法などは、こちら(PDF)をご覧ください。
昨年度の様子はこちらです。
募集は締め切りました。
平成24年8月1日
毎週日曜日、午前8時15分から中区富士見町の平和大通り緑地帯で開催されているひろしま朝市では、8月5日(日)に夏まつりを開催します。
ひろしま朝市で唯一のお魚屋さん「広島漁師の会」では、獲れたての新鮮な魚介類が販売されます。
その他、新鮮な野菜や果物などの販売や豪華賞品が当たる福引もあります。是非ご来場ください。
画像をクリックすると、チラシが拡大されます。
平成24年7月25日
モクズガニの生産が終わりました。
5月からモクズガニの種苗生産を開始し、7月13日(金)までに合計43.1万尾を生産しました。
生産したモクズガニ種苗は広島市に引き渡し、太田川漁協へ出荷されました。
今年度のモクズガニ種苗生産は終了しましたが、ガザミ、オニオコゼ、ワカメを飼育管理しています。
種苗生産については、こちらをご覧ください。
平成24年7月20日
7月の海辺の教室のテーマは「プランクトン」でした。
今回の海辺の教室は、水中のいきものたちを支えるプランクトンについて学習しました。プランクトンは、自分ではほとんど泳がずに水の中を漂っているいきものを指し、その種類はとても豊富です。水の中で生活する魚や貝、大きなものではクジラまでがこのプランクトンをエサにしていて、食物連鎖を支えています。
今回は、ネットを使って自分たちでプランクトンを集めて顕微鏡で観察しました。小さないきものですが、海の中ではとても重要な役割を果たしていることを学びました。
平成24年7月1日

オニオコゼが6月15日に産卵し、翌日2.8万尾がふ化しました。
写真はオニオコゼの卵です。現在、13.7万尾のふ化仔魚を飼育中です。計画数量は全長40mm、3万尾です。
水産振興センターで行っている種苗生産についてはこちらをご覧ください。
平成24年6月22日

今回の海辺の教室は、身近なメダカを使って卵の観察や顕微鏡の使い方などを学習しました。
誰でも一度は見たことがあるメダカですが、実は野生のメダカはとても少なく、絶滅の危険があるとされています。メダカが自然に住めるような環境を残していきたいですね。
写真は、今回観察したメダカの卵です。
平成24年6月14日

5月31日に10万尾、6月4日に15.9万尾のモクズガニ種苗を広島市へ引渡しました。
引渡された種苗は太田川漁業協同組合により太田川中流域に放流されました。
合計40万尾のモクズガニ種苗を生産する予定で、現在も飼育を行っています。
水産振興センターで行っている種苗生産についてはこちらをご覧ください。
平成24年6月1日

広島市水産振興センターでは、7月から8月の2ヶ月間、カキ採苗調査等に従事していただく臨時職員を募集しています。
詳しい内容については、こちらをご覧ください。
写真は、カキ採苗調査の様子です。
募集は終了しました。
平成24年5月25日

今回の海辺の教室は、水産振興センターの前にある八幡川河口の干潟で生物採集などを行い、潮の満ち引きや干潟の役割について学習しました。普段接することが少ない干潟に、たくさんの生物が生息していることが分かり参加者の皆さんは驚いていました。網とバケツを持って、一度干潟に降りて遊んでみるのもいいですね。
さて、今回はどんないきものが採れたかな。詳しくはこちらをご覧ください。
平成24年5月24日

広島市水産振興センターでは昨年度からアイナメ種苗生産の技術開発試験を行っています。安定して種苗を飼育するために、採卵のタイミングや卵管理方法、ふ化仔魚の管理、病気対策など様々な飼育のポイントを研究しています。
左の写真は約60mmまで飼育した種苗です。将来的には10,000尾の種苗を安定して生産できるよう職員一同、頑張っています。
水産振興センターで行っている種苗生産についてはこちらをご覧ください。
平成24年5月8日

4月27日に3.3万尾のマコガレイの稚魚を広島市へ引き渡し、その後、井口漁協と仁保漁協の組合員の協力のもと、八幡川河口と金輪島地先に放流しました。
当日は中国新聞の取材があり、翌日の新聞に放流の様子が掲載されました。
5月中旬には2回目のマコガレイの放流を予定しています。
水産振興センターで行っている種苗生産についてはこちらをご覧ください。
平成24年4月26日

4月27日にマコガレイの稚魚を約3万尾、広島市へ引渡します。1月4日に人工授精を行ってから約4ヵ月、大事に育ててきました。引渡し後は、河口域や干潟へ放流する予定です。
マコガレイの稚魚は放流した海域での定着性が強く、広島湾での放流効果も高いことがわかってきました。また、高級魚であり漁業者から放流の要望が高い魚種です。
5月中に残り約7万尾の稚魚を引渡し、合計約10万尾を広島湾に放流します。