• アクセスマップ
  • 施設のご案内

畜産振興・診療

HOME > 広島市農業振興センター > 畜産振興・診療

和牛受精卵の作成と受精卵移植

日本国内の子牛の一部は、受精卵移植で生まれています。受精卵移植には、「乳用牛から黒毛和種を生産することができる」などのメリットがあり、主に酪農家で行われています。

受精卵の作成

和牛受精卵は、次の2通りの方法で作成します。

体外受精卵 牛卵巣から複数の卵子を取り出し、人工培地の中で受精させ、移植できる状態まで育てる。
体内受精卵 複数の卵子を同時に排卵させる処理をしてから人工授精を行い、
牛体内で受精しある程度まで育った受精卵をすべて回収(採卵)する。

それぞれの方法で作成された受精卵を、受卵牛(じゅらんぎゅう)(主に乳牛)に移植します。
移植した受精卵が受卵牛のお腹(子宮)の中で成長し、約280日で子牛が生まれます。