広島かき


広島かきの生産量等

広島県内のかき養殖場

広島県内のかき養殖場は、広島湾内の陸地や島の近くにその多くが集中しています。

これは、風や波浪の影響を出来るだけ避けることや、河川から流入する栄養分がかき養殖にとってとても重要だからです。

生産量

広島かきは、広島湾北部を中心に養殖、生産されています。

平成23年(暦年)の広島県全体の生産量は、19,418トン(むき身)で日本全体の65.6%を占めています。

一方、かきは世界各国で養殖されていますが、日本は、中国、大韓民国、アメリカに次ぐ世界第4位の生産量となっています。

世界主要国のかき生産量 単位:千トン(から付き)
H18 H19 H20 H21 H22 H23
日本 208 204 190 210 200 166
中国 3,403 3,509 3,354 3,504 3,643 3,756
大韓民国 314 351 279 265 290 306
アメリカ 185 192 173 189 213 185
フランス 111 111 104 104 95 95
メキシコ 48 50 44 41 53 86
タイ 19 23 17 26 28 10
台湾 29 28 35 22 36 35
カナダ 16 13 10 11 13 13
フィリピン 17 21 20 20 23 22
オーストラリア 12 14 14 14 15 14
アイルランド 7 8 8 9 13 11
その他 22 21 22 23 19 18
合計 4,390 4,545 4,271 4,438 4,640 4,716
FAO資料)注1.暦年 注2.生産量は養殖と漁業を合わせたもの
県別生産量 単位:トン(むき身)
県名 H18 H19 H20 H21 H22 H23
広島 19,241 19,332 17,497 19,147 19,407 19,418
宮城 4,452 4,540 4,504 4,918 4,165 1,332
岡山 3,467 3,187 2,514 4,058 4,226 3,939
兵庫 1,740 1,425 988 1,416 1,267 1,665
岩手 1,006 1,228 1,403 1,274 958 329
三重 826 889 882 692 722 694
北海道 684 716 638 620 695 636
石川 267 288 300 286 296 306
福岡 394 351 356 450 451 472
香川 350 254 254 246 246 206
新潟 273 215 171 161 56 140
愛媛 105 × × 132 137 102
静岡 × 88 94 62 53 76
京都 117 122 110 93 96 67
長崎 92 92 105 150 129 105
大分 10 25 18 24 36 24
その他 154 178 218 101 88 85
33,057 32,930 30,052 33,830 32,956 29,596
広島県の占有率(%) 58.2 58.7 58.2 56.6 58.9 65.6
(農林水産省:漁業・養殖業生産統計年報)注.数値は暦年

生産金額

広島農林水産統計年報によると、広島県の平成21年(暦年)の海面漁業と養殖業の総生産金額は約225億円で、そのうちかき養殖の生産金額は約129億円で海面漁業生産額の約57%を占めています。

出荷先

広島かき生産出荷指針によると、平成23年度(7月〜翌年6月)の広島かきは、生産量の約47%が生鮮用として出荷されます。

主に、東京、大阪、北部九州、名古屋といった大都市に出荷されますが、その他日本各地にも出荷されています。残りの約53%は冷凍、干しかき、缶詰(薫製、水煮)などに加工されます。

このように加工されたものは、日本国内だけで消費されるのではなく、香港、オーストラリア、シンガポール、台湾、大韓民国といった外国にも輸出されています。

経営体数・筏の施設台数

広島かき生産出荷指針によると、広島県内のかき養殖業者の数は、平成23年は315経営体(広島県水産課調べ)です。一番多いときは、昭和42年で、965経営体でしたが、少しずつ減少しています。

また、広島県全体の筏の施設台数(暦年)は、平成18年は11,284台で、平均すると1経営体当たり約28台になります。