平成26年度わくわく!漁業体験開催の様子
11月16日(日)に広島市水産振興センターにおいて、わくわく!漁業体験を開催しました。昨年まで行っていた漁業フェスティバルを体験中心のイベントにリニューアルして行った記念すべき第1回目の開催には、500名の方に御来場いただき、広島市の水産業などについて楽しく学んでいただきました。
事前申込が必要な催し

事前申込が必要な催しでは、刺網から魚をはずす体験、かまぼこ作り体験、カキ養殖漁場見学クルーズ、魚のさばき方体験の4つの体験を行いました。
刺網から魚をはずす体験
- 刺網の仕組みについての学習と網にかかった魚をはずす体験を行いました。漁師さんからアドバイスをもらいながら、お目当ての魚を見つけて一生懸命はずしていました。
かまぼこ作り体験
- かまぼこについての学習とかまぼこ作り体験を行いました。魚のすり身を練って板の上でいつも見慣れたかまぼこをイメージしながら成形しました。
カキ養殖漁場見学クルーズ
- カキ養殖業者さんの大きな船に乗って、カキ養殖漁場を見に行きました。江波沖にある養殖筏では、養殖中のカキをクレーンで吊り上げる大迫力のサービスもありました。
魚のさばき方体験
- 漁師さんに教えてもらいながらアジの三枚おろしに挑戦しました。初めての人も多かったようですが、戸惑いながらも、皆さん思い切りよく包丁を動かしていました。
どなたでも参加できる催し

当日自由に参加していただける催しでは、カキ打ち体験やチリメンモンスター、クイズラリー、オニオコゼ味噌汁の試食などを行いました。また、協賛していただいた鈴峯女子短期大学の保育学科の学生さんによるお魚のぬり絵やメダカすくいも行い、小さいお子さんにも楽しんでもらいました。
チリメンモンスター
- チリメンジャコに混じっている小さな生き物を探す体験です。(きしわだ自然資料館で考案されました。)
カキ打ち体験
- 専用の道具を使ってカキの殻を開けてむき身にします。貝柱の位置をイメージすると上手に開けられます。
お魚のぬり絵
- 鈴峯女子短期大学の学生さん手作りのお魚のぬり絵です。上手にぬれたかな。
メダカすくい
- こちらも鈴峯女子短期大学考案のメダカすくいです。動きが素早いメダカをすくうのは意外と難しいんですよ。
タッチングプール
- 身近な海の生き物にふれてもらうコーナーです。ハゲやヒトデ、小さなカニなどを入れたプールで楽しんでもらいました。
種苗の展示
- 水産振興センターで育てている魚の稚魚を展示しました。写真は、放流により漁獲量が増えているオニオコゼの稚魚です。
業務紹介
- カキや太田川のシジミに関する調査、水産に関する啓発事業など、一年を通じて行っている業務をパネルで紹介しました。
資料展示室公開
- 瀬戸内海や太田川にすむ魚、昔の漁具などを展示しています。今回はクイズラリーの会場として大活躍しました。
焼きガキの試食
- 焼きガキは、1,600個を用意し、試食してもらいました。冬の味覚に、皆さん大満足の様子でした。
オニオコゼ味噌汁の試食
- 漁獲量が増加しているとはいえ、まだまだ知られていないオニオコゼを今回は赤味噌の味噌汁で味わってもらいました。ふわっとした身は格別に美味しく、フグにも劣りません。