広島かき子ども体験隊


平成27年度広島かき子ども体験隊の最新情報

平成27年9月7日 

講義

まず、カキ養殖の方法や歴史を学習しました。カキの幼生(赤ちゃん)が海の中を浮遊していることに驚いたという参加の方もいました。

港へ移動

草津港に移動し、通し替え体験です。当日は雨のため、車で移動しましたが、途中で雨が弱まったため、桟橋で作業することができました。

船で移動

採苗連の写真です。今年の7月上旬に広島湾でホタテの殻に稚ガキを付着させ、干潟にある抑制棚で、環境変化に強くするために育てたものです。

採苗連

採苗連からホタテの殻を1枚はずしてみました。殻長約3cm程まで成長した稚ガキがホタテの殻1枚に約50個ついていました。

 

 

種苗

カキ養殖業者さんの指導を受けながら、通し替え体験を行いました。稚ガキがついたホタテの殻とパイプを針金に交互に通し、垂下連を作ってきます。

通し替え

完成した垂下連です。長さ約5mの垂下連に15枚のホタテの殻を通しています。今回は、全員で60本の垂下連(合計900枚のホタテの殻)をつくることができました。

連積載

雨が弱まったため、作業船に乗り、カキを筏に吊るす「本垂下作業」の見学をすることができました。弁天島のカキ養殖筏までクルージングです。

垂下作業

本垂下作業をする様子です。雨でぬれた養殖筏は滑りやすいにもかかわらず、軽快に筏の上を移動するカキ養殖業者さんに皆さん驚いていました。

平成27年10月19日

講義

本垂下してから約1か月半経過し、当初殻長3p程だったカキは、大きいもので殻長5p程まで成長していました。

港へ移動

海の中のカキの様子です。餌となる植物プランクトンを食べ、すくすくと成長しています。

垂下作業

センターに持ち帰り、身入りの状況を確認すると、まだ小さいもののしっかりと太りはじめていました。

平成27年11月16日

講義

本垂下してから約2か月が経過し、成長したカキは、大きいもので殻長7p程になっています。

港へ移動

殻も厚みを増し、立派に成長しています。

垂下作業

センターに持ち帰り、身入りの状況を確認すると、先月よりもさらに身入りが進んでいました。

平成27年12月21日

講義

本垂下してから約3か月が経過し、成長したカキは、大きいもので殻長8p程になっています。

港へ移動

海の中のカキの様子です。カキ1つ1つが大きくなっているのが良く分かります。 収獲が待ち遠しいですね。

平成28年1月18日

本垂下してから約4か月が経過し、成長したカキは、大きいもので殻長9p程になっています。

海の中のカキの様子です。先月と比べるとカキのグロがさらに大きくなっています。

センターに持ち帰り、むき身にしてみると、ぷっくりとカキのお腹が膨らんでいました。

平成28年2月6日

2月6日にカキ打ち作業見学会を開催しました。今回見学を行ったのは、草津地区のカキ養殖業者さんの作業場です。

カキ打ち作業やカキの選別作業を見学しました。 また、カキ作業場の仕組みについても学習しました。

打ち娘さんが手際の良く、そしてきれいにカキを剥く様子に皆さん感心されていました。

カキ殻の一時堆積場の見学も行いました。カキ殻が一旦集められた後、飼料や底質改善剤等の原料として利用されていることを学習しました。

平成28年2月22日

本垂下してから約5か月が経過しました。養殖連を持ち上げてみると、立派に成長したカキが姿を現しました。

海の中の様子です。通し替え直後は、連と連の間隔も余裕がありましたが、カキが成長し、連と連の間隔が狭くなっていました。

先月と比べると殻の大きさに変化はないものの身入りは順調でお腹(内臓)の部分が身でしっかりと覆われていました。来月の収穫が待ち遠しいですね。

平成28年3月6日

開催日当日は、あいにくの雨となりましたが、一時的に小雨になったため、出航することができました。

カキ養殖業者さんの作業船に乗船し、弁天島の漁場まで移動しました。小雨の中の移動となりました。

講義

収穫作業の見学です。クレーンで持ち上げるため、カキ養殖業者さんが垂下連を1か所に集めます。

クレーンで海の中からカキを吊り上げると大きく成長したカキが姿を現しました。

 
ばらしているところ

大きなハサミで養殖連の下の部分を切ります。カキが殻の重さで勢いよく船のバケットに落ちていきました。

 
講義

次に草津地区のかき作業場に移動し、洗浄作業を見学しました。

講義

ベルトコンベアで船から洗浄機までカキが運ばれます。この作業はベルトコンベアによる全自動で行われましたが、昔は、船からカキを下ろす作業も手作業でした。

ばらしているところ

洗浄機で殻についた汚れが洗い流された後、カキがカゴの中に集められます。自分たちが育てたカキをまじかで見ることができました。

講義

センターに戻り、収獲したカキをシートの上に広げました。この山盛りに積まれたカキは、カキ打ち体験の後、参加者の皆さんで山分けしました。

講義

今年のカキは殻が小さいものもありましたが、どれも身入りは良く、大変良いできでした。

講義

カキ打ち体験では、カキ養殖業者さんと一緒に作業しました。カキ養殖業者さんの指導のおかげで皆さんすぐに上達していました。

講義

最後に広島カキ養殖連絡協議会の会長さんの挨拶があり、平成27年度の体験も無事終了することができました。

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