令和4年度広島かき子ども体験隊の最新情報
令和4年9月12日
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最初に、広島のカキ養殖の歴史や方法について学習しました。広島県が生産量全国1位である理由を学びました。
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学習の後は、草津港の桟橋で「通し替え体験」です。カキの養殖業者さんから方法を教わります。皆さん、初めての体験で、興味津々です。
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通し替えに用いるホタテガイの貝殻です。カキの稚貝がたくさん付いているのが分かりますね。多くの稚貝が付いているものを選んで、通し替えを行いました。
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針金にホタテガイの貝殻と資材を交互に通していきます。カキの養殖業者さんが皆さんにアドバイスをしてくれました。難しかったかな。
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「通し替え体験」の後はカキの養殖業者さんへの質問タイムでした。皆さんから、とても良い質問がたくさんありました。カキの養殖業者さんも全ての質問に丁寧に答えてくれましたね。
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「通し替え」したカキを作業船に積み込みました。草津港から筏が設置してある漁場まで約20分、船で移動しました。風もなく、穏やかな船旅でした。
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筏に到着です。「通し替え」したカキを筏に吊るす「本垂下」の作業です。普段は見ることができないカキ養殖の作業を間近で見ることができ、貴重な体験となりました。
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無事に「広島かき子ども体験隊」の1回目が終了しました。カキの稚貝が今後どのように成長していくか楽しみですね。定期的にホームページを更新するので楽しみに待っていて下さい。
令和4年10月17日
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皆さんが通し替え魚に食べられるのを防ぐため、9月12日に垂下したカキをネットで囲いました。
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約1ヶ月が経過した10月17日に、カキの状況を確認したところ、ネットのおかげで魚に食べられた様子はありませんでした。
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カキは約3〜4センチに成長しました。9月11日の通し替えの時の写真と比べると、ホタテガイの白い貝殻が見えなくなりましたね。
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海水が緑色に濁っているのはカキの餌である植物プランクトンが豊富にあるからです。カキはまだ食べることができる大きさではありませんが、これからの成長が楽しみです。
令和4年11月14日
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養殖開始から約2ヶ月が経過しました。海の中のカキの様子です。
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カキを持ち帰って観察してみました。カキの殻の縞模様がはっきり確認できます。
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カキの殻の先が薄く伸びて成長しています。カキの大きさを測ると大きなもので約5センチになっていました。
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殻を開けると、身を確認できました。まだ小さいけれど親のカキと同じ姿ですね。
令和4年12月19日
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19日の広島湾の水温は14.8℃でした。先月に比べてカキはひとまわり大きくなっていました。
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ホタテガイの殻(写真の右上)から、カキを外してみました。カキは何個付いていたかな?
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カキの身も大きくなってきました。重さは約5グラムでした。
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写真はカキの餌となる植物プランクトンです。12月上旬はユーカンピアという種類が多くを占めていました。
令和5年1月25日
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年が明けて新たな1年がスタートしました。体験隊の筏は、通し替えを行った似島から弁天島の近くの漁場へ場所を移動しました。
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水温が下がって魚の活動が鈍くなり、カキが食べられにくい時期となったため、1月4日に食害防止用のネットを外しました。
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ネットを外した後に、養殖連同士の間隔を広げる作業を行いました。潮の流れが良くなり、カキを大きくするために必要な作業です。
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1月23日に確認したところ、魚に食べられた跡(写真の赤い丸)が確認されました。白い部分は魚に食べられた跡で、身は無くカキの殻の一部だけが残っていました。
令和5年2月14日
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12月よりさらに成長して、大人の手のひらよりも大きくなりました。
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殻の大きさを測ると約8〜9pになっていました。
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カキの身の重さは約8gになっていました。収獲が待ち遠しいですね。
令和5年3月5日
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楽しみに待っていたカキの収獲の日がやってきました。乗船前に注意事項の説明があり、全員ライフジャケットを着用し出発しました。
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井口の港からカキの養殖業者さんの船に乗り、弁天島の近くの体験隊の筏に移動しました。天気は快晴でした。
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クレーンでカキを吊り上げるカキの収獲作業を間近で見学しました。参加者の方からは、吊り上げたカキの大きさに感動した、といった声がありました。収獲作業は迫力がありましたね。
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収獲作業の見学後、皆さんからは多くの質問がありました。カキにはどのような生物が付着するのか、といった質問には実物のカキを観察しながら職員から説明がありました。
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収獲したカキの洗浄作業を見学しました。機械の中でカキがきれいに洗浄され、資材も分別して回収されました。
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最後にセンターでカキ打ち体験に挑戦しました。また、カキを試食し、収獲したカキを持ち帰ってもらいました。参加者の方からは、カキ打ち体験ができて良かった、カキ養殖について理解が深まったと好評でした。